Otford駅から出発して約6km、1時間半ほどで「Burnig Palms Beach」に到着しました。快晴の日、電車から降りた人も多かったけど、このビーチにもたくさんの人が出ています。ここは人里離れた国立公園の中にあるビーチです.車で来れば比較的簡単に来ることができます。車で来て駐車場から1km足らず歩けば、ビーチに到着することができます。短いハイキングとスイミングが楽しめますが、ここにはトイレもレストランもありません。来るときは水や食べ物は必需品です。
ビーチに到着した時ある人が「トイレに行きたい」と言うので、「あそこにいるライフセーバーに聞いてみたら?」と言いました。彼女が行ってみたけど、トイレは駐車場にしかないそうです。そこまで急な斜面を登らなければなりません。さすがに往復するのが面倒くさくなったようで、ライフセーバーの助言通り、藪の中へと消えて、用を足してきました。
今日はライフセーバーも出て、シドニー市内にあるビーチと同じ光景が見れます。あのライフセーバーの人たちも、藪の中で用を足しているのでしょうか?一応ライフセーバーのため小屋があるようですが、その中に専用のトイレがあるのかもしれません。でもここでは衛生車も入ってこれないので、トイレがあってもその後の処理が大変ですよね。
「バーニングパームビーチサーフライフセービングクラブ」は、このビーチで看守するために1939年に設立されました。NSW州内にあるビーチには認識番号が付けられていますが、このビーチは「NSW348」です。事故とか発生したときに、ビーチの名前を言っていると、同じような名前があったりして分かりづらいので、「Beach Key」があります。
ロイヤル国立公園内には大小8つのビーチがあります。クノヌラからフェリーで来れるバンディーナから歩いて行ける「Jiboon Beach」、ロイヤル国立公園内を道路を通れば、簡単にアクセスできるビーチもあれば、車を停めて15分から30分、なかには1時間近く歩かないといけないビーチもあります。ブッシュウォークと水泳が両方楽しめますね。シドニー近郊のビーチは基本的に犬が入れません。国立公園内も野生動物保護の目的で、犬の立ち入りを禁止しています。でも一か所だけ犬を連れていけるビーチもあります。
ライフセーバーたちは、お小遣いぐらいは貰っているかもしれませんが、皆さんボランティアです。ちゃんと資格を取って認定された人たちばかり、、。そしてそのクラブは、すべてチャリティーで運営されています。去年だけで12万ドル以上の募金があったと言うから凄いですね。
ビーチによってはライフセーバーが看守していますが、毎日とは限りません。夏の週末だけというのもあれば、全く看守しないビーチもあります。お出かけの際には、ライフセーバーがパトロールしているかどうか、「SLS Beachsafe」のサイトで確認してからお出かけください。