恐竜の街「御船」に有袋類に近い化石発見!

私の故郷と言えば有名な観光地はありません。熊本市に近い割には合併も断られるほど、これといった産業もない街です。グーグル検索すれば、勤王の志士宮部鼎三(池田屋事件で自刃)と熊本の石工で有名な「八勢の目鑑橋」くらいでしょうかね。

私が小さいころ「天君ダム」という砂防ダムが建設されましたが、工事中に化石が発見されました。その後御船町を中心として熊本県の中央部にある「御船群層」からは、たくさんの化石が発見されることになりました。

1979年に発見された化石は、日本国内初の肉食恐竜の化石が発見され「ミフネリュウ」と名づけされました。90年代になるとこの天君ダム周辺では獣脚類の化石がたくさん見つかり、御船町の文化財に指定されます。

そして1998年には御船町恐竜博物館がオープン、「恐竜の街」として売り出すことにしました。毎年どれだけの来客があるか知りませんが、2014年にリニュアルしてオープンしました。

そして2014年3月に同じ御船群層の上層部で採取された化石が、カンガルーやコアラと同じ祖先を持つ哺乳類の歯の化石と発表されました。すでに北米や海外では発見されていましたが、日本では初めての発見です。

発表されたのは8月でしたが、御船恐竜博物館では、11月26日まで「この歯の化石」が一般公開されているそうです。私考古学が大好きでしたが、今度はゆっくりとみてくるつもりです。恐竜が歩いていた時代を想像してきます。

御船群層で見つかった歯の化石

広告
カテゴリー: 日本 | タグ: | コメントをどうぞ

「この世界の片隅に」を見たけど、、、

この世界の片隅に

日本のアニメ映画、オーストラリアでもたまに上映されます。私も過去にいくつか見たことがありますが、ほとんどがスタジオジブリの映画ばかりでした。オーストラリアはもちろん吹替なし、英語のサブタイトルがついていますが、訳するかたの表現次第では、やや中身の印象が変わることもあります。日本映画の場合、字幕をみずに集中できるのがよいです。

NHKニュースで、「アニメとしては一年以上のロングランと話題になっている」と紹介されていたのが、「この世界の片隅に(In This Corner of the World)」です。こうの史代さんの漫画を片淵須直さんが監督、脚本した作品です。

浦野(北條)すずが嫁いだ先の「第二次世界大戦中の呉」が舞台になっています。彼女が嫁ぐまで住んだ町は広島、それまでの思い出がエピローグで流れ、結婚した周作との生活が戦争と重なって流れていきます。

戦時中の呉は帝国海軍にとって重要な基地でした。それは住んでことのない私でも知っていますが、そのためにアメリカ軍も必死に爆撃したようです。そして8月6日の「原爆」、「これを広島の人たちがどう受け止めたか?」それは私には想像もつきません。

海外50か国で公開されたそうですが、オーストラリアでは10月末におこなわれた「ジャパンフィルムフェスティバル2017(日本映画祭)」で初公開になりましたが、12月7日からオーストラリア全国で劇場公開されます。

シドニー市内のジョージストリートにあるイベントシアターでは、すでに公開されていますので、早めに見たい方はお出かけください。

実は私公開される前にインターネットで見てしまいました。映画内容はなかなか良いストリーだと思いましたが、私には声優の話し方が気になりました。漫画本だったら自分なりの主人公を描けるのですが、映画だと監督や声優が作りだした主人公になってしまいます。

私には描かれている主人公と声優が、「ミスマッチ」で物足りなかったですね。多分の声優の方言が上手ではなかったせいかもしれません。と言っても片淵監督が「彼女しかいない」と頼み込んで声優を担当したそうですが、、。

劇場で有料で見るもよし、インターネットで無料で見るもよし。ロングランになっているわけは、人それぞれにあるようですが、「戦争」についてもう一度考えさせられることは確かです。

安倍首相「それでも軍事力を強化しますか?」映画でも見て、考慮してください。アメリカでは誰が大統領になろうとも、軍事会社のロビーイストがいる限り、戦争賛成、日本に大量の兵器を売りつけますよ。

 

カテゴリー: オーストラリア | タグ: | コメントをどうぞ

The Socceroos!ワールドカップ2018出場決定

昨日は私にとって嬉しいことがふたつありました。まず国民投票でオーストラリアの611%以上のひとたちが、「Same-sex Marriade 同姓婚に賛成」を投じたことです。ターンブル首相はそれを受けて、年内中に法律制定すると声明を出しています。

そしてサッカーオーストラリア代表チーム「サッカールーズ」が、昨日の対ホンジュラス戦に3-1で勝利し、2018年にロシアで開催される「ワールドカップ」に出場決定しました。

サッカルーズは2006年からアジア地区リーグに参加しています。なかなか競合が多いために、予選で出場決定することは少ないですが、大陸間プレーオフで頑張って出場権を得ることが多いです。

8万人の観衆で沸き上がったスタジアムオーストラリア

私がサッカルーズの試合を初めて見たのが、2006年の出場権をかけた売るウルグアイとの大陸間プレーオフ、その時の試合は「オーストラリアのスポーツ史上で歴史的名場面」として今でも語り継がれるほどの素晴らしい試合でした。この試合でラグビーの国オーストラリアにサッカーファンが増えたのです。

32年ぶりに本大会に出場したサッカルーズは、4大会連続出場となりましたが、今回の予選は苦しい試合の連続でした。少しでも気を落とせば、出場権を失う危ない試合が続きました。

3次予選でサウジアラビアに得点差で負け、グループBの出場権を失い、シリアとの4次予選に臨みました。1回戦は1-1の引きわけ、2回戦は延長戦で何とか1-2と勝利しました。この2回戦もスタジアムオーストラリアで開催されましたが、まだシドニーに戻ってきたばかりで、見に行けませんでした。

オーストラリア代表サッカルーズ

そして今度はホンジュラスとの大陸間プレーオフ、1回戦はホンジュラスで開催され0-0、絶対に負けられない試合が昨日でした。2回戦シドニーのオリンピックパークにあるスタジアムオーストラリアは8万人近い観客席、ゴールド一色に埋まっていました。

前半は0-0で終了、後半戦に入りペナルティーキックで3点入れます。3回ともゴールを決めたのはキャプテンのマイケル・ジェディナク選手です。現在イギリスのアストンヴィラFCに在籍しています。

今年は怪我でオーストラリア代表として試合にあまり出場していませんでしたが、さすが「キャプテン」この時というときは試合を決めてくれます。長~く伸ばした顎髭がちょっと気になりますが、ロシア大会でも活躍してほしいです。

 

 

カテゴリー: オーストラリア | タグ: | コメントをどうぞ

「ティファニー朝食を」@ニューヨークティファニー

「ティファニーで朝食を」は、1961年に製作された映画で、オードリー・ヘプバーンの代表作でもあります。それ以前に主演した「ローマの休日」とともに、オードリーの魅力をたくさん楽しめる映画です。

我が家にあったたった1台の白黒のテレビでこの映画をみながら、ローマやニューヨークと世界を代表する大都会に憧れたものです。いつか行けたら(そのころは海外旅行は「高嶺の花」、一生に一度の夢でした)

映画「ティファにーで朝食を」の1シーンより

そして海外に永住するようになると、憧れた大都会を次から次へと訪問しましたが、ニューヨークで一番憧れたのが、もちろん「ティファニー」でした。最初にニューヨークに行ったときにお店に入ってみましたが、カフェもレストランもなくて、「朝食」が食べれないのでがっかりしました。

オードリーもお店の中で朝食は食べていませんが、食べれるレストランがあると思い込んでいました。その後ニューヨークで知り合った方から、ティファニーのジュエリーを頂きましたが、今でも大切に保管してあります。私にとって大事な青春の思い出だから、、。

新しくオープンしたカフェ

映画が製作されてからすでに50年以上たっていますが、やっと世界中の女性の願いがかなえられ、「ティファニーで朝食」を食べることができるようになりました。5番街にある本店に「ブルーボックスカフェ」がオープンしました。

朝食とランチが楽しめるようです。朝食が29ドル、ランチが39ドルのようですが、夢が叶うなら(これがニューヨークに住むお金持ちの気分になれるなら、、、)安いものですよね。もう一度ニューヨークに行く理由ができました。

 

カテゴリー: アメリカ | タグ: | コメントをどうぞ

今一番食べたいものな~んだ?

日本に暮らしていると、「これが食べたい、あれが食べたい」と無性に思うことは少ないと思いますが、海外に住んでいると、「アッ!あれが食べたい」と無性に思うことがあります。

40年近く前ドイツに住んだ頃は、日本人が多い街で和食のレストランで働いていたけど、当時ラーメン屋さんがなかったので、パリまで行って高くてまずいラーメンと餃子を食べました。それでも嬉しかったな。久しぶりに行ったドイツにはラーメン屋さんや寿司屋さんも数件、地元の人たちもたくさん利用していました。

日本食レストランが多いシドニー、わずか20%足らずが日本人経営だと思いますが、あまり行くことはなくなりましたね。相棒が美味しい日本料理をつくってくれます。贅沢言わなければ、「おうちで食べる日本食が一番」です。

さてあと二週間で日本に行きます。母が生きていた頃は、私の大好物「豆腐と昆布のみそ漬け」を作っておいてくれました。これが最高に美味しいんですよ。ちょっとしょっぱいですが、最高の味でした。お姉ちゃんがいっぱいいますが、母のみそ漬けを作れる人はいませんね。

「あんたイカが好きだったよね」とイカが料理に出てきたときは「顔をしかめてしまいました」それは3っつ上の姉、偏食の多い私ですが、肉について嫌いなのが、タコ・イカ・ナマコ。軟体動物はみみずや蛇を連想して大嫌い。間違っても出さないでください。

殆どの物がシドニーで手に入ります。贅沢言わなくても美味しい日本食があります。でも「何が一番食べたい?」と聞かれたら、寿司でも懐石でもありません。だって小さいときにあまり食べたいことがないからね。

私の好物、一番いつでも食べたいのは、「サバの塩焼き」です。脂がのったサバが食べたい。最近では日本でも輸入物、冷凍ものが多いかもしれないけど、日本で食べると美味しいだろうな?次はやっぱり「さんまの塩焼き」これはこちらではなかなか手に入らない。

「鮭の塩焼き」も大好きだけど、オーストラリアでもたくさん食べれるし、アラスカの野生の鮭を食べたら、もう何処の鮭もかなわないというのが分かりました。日本の薄切りの鮭や偽物(アトランティックトラウト)じゃ、食べた気はしないよ。

原点はやっぱり美味しいお米とお漬物かな?毎日これだけで充分かもしれません。贅沢は言わないから、「あったかい焚きたてのご飯と、手作りのお漬物」食べさせてくださいね。

インターネットで画像を探していたら、大森駅前に「サバの塩焼き専門店 鯖なのに」があるそうです。一日50定食限定とか?やっぱり食べに行くしかないですね。

 

「こだわりのサバ定食@鯖なのに」

カテゴリー: 日本 | タグ: | コメントをどうぞ

グリーンカードロットは廃止になるのか?

毎年10月の終わりごろになると、「そわそわする友人」が何人かいます。アメリカのグリーンカードに応募するために、その時期を見計らっているようです。過去に何回か「グリーンカードロット」についてはブログでも書きましたが、私もその前身であるプログラムで「グリーンカード」に当選したラッキーな者のひとりです。

応募者の中から抽選で、毎年55000人近いに人にグリーンカードが当たります。応募条件も比較的緩くて、アメリカの永住権が貰えるのですからラッキーですよね。アメリカの永住権を正式に申請すれば、条件が厳しいだけでなく期間もお金もかかります。

アメリカに滞在している人の中には、ワーキングビザや学生ビザで滞在している人がたくさんいますが、グリーンカードが欲しくてもハードルが高いので、このプログラムに期待している人も多いです。ましてや不法滞在している人にとっては、「神さまお願い」と藁にもすがりたい気持ちのはずです。

今回渡米した時も、このプログラムでグリーンカードを貰った人たちと知り合いになりました。その後日本に帰った人もいますが、大抵はアメリカに残っているようです。そしてまだ持っていない人は、今年も必死で応募すると言っていました。

現在のトランプ大統領は、不法滞在者の強制排除や、不法入国しようとしている人たち、またテロリストが多いと言われる国からの移民者を制限しようとしています。そのひとつがメキシコ国境との壁ですが、これは予算の問題でなかなか希望通りには進まないようです。

アメリカに移住した時は「善人」だったはずの人たち、、。アメリカに入国する条件のひとつに、「アメリカの法律に従います」というのがあります。せっかく移民したのに、その後アメリカで犯罪をするひともいます。

今月に入って、またニューヨークで車による無差別犯罪が発生しました。警察はテロ事件の可能性があると断定したようです。容疑者は2010年にこのプログラムで当選し、ウベスキタンから移住してきた男性でした。

これを受けてトランプ大統領は、正式には「移民多様化ビザ抽選プログラム」と呼ばれるこの制度を「廃止する」と発表しました。もちろんそのためには議会で承認される必要があるのかもしれませんが、「大統領発令」というのもあり、大統領の権限がかなり強いアメリカ、どうなるか私も注目します。

今年はまだ安全かもしれませんが、DV-2019に応募できるのは、アメリカ東部標準時間の2017年11月22日水曜日正午(12pm)までです。オンラインでしか申し込めないので注意してください。ちょっと応募記入に自身がない人は、応募手続きを代行しているエージェントを使う方が良いですよ。

アジア歴訪前に日本を訪問するトランプ大統領、選挙で勝って自信満々の安倍首相とどんな会見をするのでしょうね。あまり日本のことは心配していないけど、これから住む可能性のあるアメリカの動向は気になります。

ハワイから飛行機に乗り込んだトランプ大統領 by SMH

 

 

カテゴリー: アメリカ | タグ: | コメントをどうぞ

ウルル「エアーズロック」の登頂が完全に禁止になる日

オーストラリアの観光と言えば、グレートバリアリーフやシドニーのオペラハウスなどがあげられますが、やはり一番象徴的なのはノーザンテリトリーにある「ウルル」ことエアーズロックかもしれません。

オーストラリアに初めて来たのは、ワーキングホリデー来た1983年。その時は国内線の航空券がとても高かったのと、仕事が忙しくて結局行く機会はありませんでした。1985年にまた戻ってきたときは、友人を誘って仕事を始める前にオーストラリアを半周しました。その時の一番の目的が「ウルル」でした。

そのころはまだ「エアーズロック」と呼ばれていましたが、1988年の生誕200周年以降、観光が盛んになると「ウルル」という先住民の呼び名が使われるようになりました。そのころから日本人観光客が、バブル経済の景気を受けてオーストラリアに来るようになりました。

皆の目的が「ウルルへの登頂」でした。私も一応トライしましたが、高所恐怖症の私は「鎖がある所」までも到達することができません。それぐらい登頂するには高い所だけでなく、滑りやすい岩を上らなければなりません。

今世紀になって、先住民たちの聖地である「ウルル」への登頂が、だんだん厳しくなりました。彼らにとって特別な日や風の強い(風に吹き飛ばされて、亡くなる人が多いために)日は登頂が禁止されてきました。またエルダー(アボリジニの長老たち)からは「聖地に登らないように、、、」という嘆願がでていて、観光客のなかには「登らない」という人たちも増えてきました。

「登頂禁止」になれば、観光客が激減すると心配する観光関連の会社もあるようですが、これから2年後に正式に登れなくなります。登頂したければあと2年しかないわけですが、皆さんはどう思われるでしょうか?

日本にも「聖地」と呼ばれる所がたくさんありますが、海外からの旅行者がガンガン訪れて、「聖地を荒らされたら」良い気持ちはしませんよね。聖地=パワースポットとか言って、どんどん観光客が押し寄せていますが、地元(先住民が多いですが、、)の人たちにとっては、「神が住む所」です。たとてお金のためと言われても、心の拠り所はお金には替えられませんよね。

ウルルの登頂が禁止になったら、それこそ「世界一の一枚岩」であるマウントオーガスタの登頂がはじまるかもしれませんね。

 

 

カテゴリー: オーストラリア | タグ: | コメントをどうぞ