Otford to Figure 8 Pools Walk  その4「人里離れたビーチを看守するライフセーバー」

Otford駅から出発して約6km、1時間半ほどで「Burnig Palms Beach」に到着しました。快晴の日、電車から降りた人も多かったけど、このビーチにもたくさんの人が出ています。ここは人里離れた国立公園の中にあるビーチです.車で来れば比較的簡単に来ることができます。車で来て駐車場から1km足らず歩けば、ビーチに到着することができます。短いハイキングとスイミングが楽しめますが、ここにはトイレもレストランもありません。来るときは水や食べ物は必需品です。

ビーチに到着した時ある人が「トイレに行きたい」と言うので、「あそこにいるライフセーバーに聞いてみたら?」と言いました。彼女が行ってみたけど、トイレは駐車場にしかないそうです。そこまで急な斜面を登らなければなりません。さすがに往復するのが面倒くさくなったようで、ライフセーバーの助言通り、藪の中へと消えて、用を足してきました。

Burning Palms Beacj

今日はライフセーバーも出て、シドニー市内にあるビーチと同じ光景が見れます。あのライフセーバーの人たちも、藪の中で用を足しているのでしょうか?一応ライフセーバーのため小屋があるようですが、その中に専用のトイレがあるのかもしれません。でもここでは衛生車も入ってこれないので、トイレがあってもその後の処理が大変ですよね。

「バーニングパームビーチサーフライフセービングクラブ」は、このビーチで看守するために1939年に設立されました。NSW州内にあるビーチには認識番号が付けられていますが、このビーチは「NSW348」です。事故とか発生したときに、ビーチの名前を言っていると、同じような名前があったりして分かりづらいので、「Beach Key」があります。

ロイヤル国立公園内には大小8つのビーチがあります。クノヌラからフェリーで来れるバンディーナから歩いて行ける「Jiboon Beach」、ロイヤル国立公園内を道路を通れば、簡単にアクセスできるビーチもあれば、車を停めて15分から30分、なかには1時間近く歩かないといけないビーチもあります。ブッシュウォークと水泳が両方楽しめますね。シドニー近郊のビーチは基本的に犬が入れません。国立公園内も野生動物保護の目的で、犬の立ち入りを禁止しています。でも一か所だけ犬を連れていけるビーチもあります。

Burning Palms Beach

ライフセーバーたちは、お小遣いぐらいは貰っているかもしれませんが、皆さんボランティアです。ちゃんと資格を取って認定された人たちばかり、、。そしてそのクラブは、すべてチャリティーで運営されています。去年だけで12万ドル以上の募金があったと言うから凄いですね。

ビーチによってはライフセーバーが看守していますが、毎日とは限りません。夏の週末だけというのもあれば、全く看守しないビーチもあります。お出かけの際には、ライフセーバーがパトロールしているかどうか、「SLS Beachsafe」のサイトで確認してからお出かけください。

 

 

カテゴリー: オーストラリア, Uncategorized | タグ: | コメントを残す

Otford to Figure 8 Pools Walk  その3「“パームジャングル”のヤシはシュロの仲間ですか?」

Otford駅から歩き始めた「Coast Track」を約1時間ほど歩いて来ると、それまでの常緑樹の多い森の中から、少しずつヤシの仲間が増えてきます。ココナッツでもなりそうな背の高いヤシの木もありますが、私たちよりちょっと大きいぐらいの背丈の木が多いです。ハイキングトイレルまで枝を伸ばしているので、当たるとチクチクと痛いですが、誰かが枝を切った木もあれば、枯れて落ちている枝もたくさんありました。

以前シダに木の森を抜けたことがあります。雨量の多い海岸線では、ヤシやシダなどの熱帯性植物がジャングルを作っています。ここは「パームジャングル」と呼ばれ、「ジュラシックパーク」が撮影されたハワイには負けるけど、有史前なら恐竜でも出てきそうな雰囲気です。海に近い国立公園では、この種のヤシの木をたくさん見かけます。

パームジャングルを抜けて

この植物は「Cabbage Tree Palm」や「Fan Palm 」などと呼ばれています。オーストラリアの北はクイーンズランド州から、南はビクトリア州まで海岸線沿いで良く見られます。オーストラリア独特の植物だそうですが、日本の「シュロ」によく似ています。「シュロ」は東南アジアが原産ですが、長い年月にその種がオーストラリアに漂着したのかもしれません。またアメリカでも同じような植物が「Cabbage Tree Palm」と呼ばれています。

先住民アボリジニは、若い芽の芯を食用にしていました。現在植物は保護されており、食用として食べませんが、彼らの文化や伝統を子孫に伝えるために、その食べ方を教えるそうです。また成長した葉を使って魚釣りをしたり、ロープのように編んで使ったそうです。非常のときはこの葉を使って小屋も作りました。

オーストラリアに移住してきた開拓者たちも、最初の小屋を作るときこの植物を使いました。そして定住するともう少し立派な小屋を建てました。金を探して移動する人たちや、ブッシュレンジャーと呼ばれる「定住しないギャングたち」は、好んで「Cabbage Palm Hat」を建てていました。建てるのも簡単ならば、いざという時も簡単に壊して移動することができます。

とっても気持ちが良いですよ

小屋を建てただけでなく食料が不足した時は、先住民たちのように若い芽の芯をキャベツのように料理して食べました。はたして味がキャベツに似ていたのかどうかは知りませんが、そのためこのような名前で呼ばれるようになったのでしょうか?「Cabbage Tree Palm」の実は小さいけどたくさん生り、熟れると真っ黒になります。開拓時代に小麦粉が不足した時は、その種を粉にしてパンを焼いたと言う記録もあります。

「Palm Jungle」を抜けると、真っ青な空が見える斜面へと出ました。頭の上には大きな崖が今にも襲ってくるようです。そして目の前には大きな海原が広がっていました。海風を受けながら10分足らず歩くと、前方にビーチが広がっています。ここが「Burning Palms Beach」です。ここまで来れば、「Figure 8プール」であと一息です。

 

 

 

カテゴリー: オーストラリア | タグ: | コメントを残す

Otford to Figure 8Pools Walk その2「Coast Trackを南から歩けば、、、」

今日のハイキング参加者は6人です。仲間のNさんは用事があって参加できませんでしたが、その代わりRさんのご主人が参加しました。彼はコーチドライバー、私たちはかなり古くから知っていますが、こうやって一緒に出掛けるのは初めてです。ひとりだけ英語圏の人ですが、まあ日本人には慣れているし、みんな知り合いだから気を使わなくて済みそうです。私たちの乗った電車がOtford駅に到着したのは9時半です。前回と異なりたくさんの人が電車から降りました。20~30代のわかものが多いけど、行くところは殆ど同じようです。

電車を降りるとすぐに階段、そして道路に出るまで急な坂が待っていました。Hawks River 駅の再来かと一瞬焦りました。あの時と同じぐらいの勾配でしたが、比較的短かったので助かりました。そしてメインの道路に出たら、すぐに素晴らしい景色が広がっていました。私はここに来るのは三回目ですが、前回行った「Sea Cliff Bridge」が遠くに見えます。道路を渡ったら、ガードの向こう側を歩きます。歩道はありませんが、皆が通るので歩き安くなっています。

コーストトラックの南側入り口

Otford駅から1kmで「Otford Lookout」と言う見晴らし台があります。ここから海岸線の素晴らしい景色が見えます。駐車場があるので、車で簡単に来ることができます。またここに車を停めて、コーストトラックを歩く人も多いです。コーストトラックの南の入り口です。いつか踏破したいと思っていますが、全長24km以上あるので、一日で踏破するのは無理ですね。さあ今日は何キロまで歩けるでしょうか?

「Coast Track」に入りしばらくは山道を登ります。先に登ったら帰りは下りですが、結構な山道ですよ。山道を登り切った辺りから、グレーディングと呼ばれる整備されたトイレルが始まります。また見晴らしの良い所には「展望台」が作られ、今度は北側の海岸線も写真に撮ることができます。これから行く「Figure 8プール」もあるのでしょうか?この辺りまで来ると、駅を降りた時の人混みも見られなくなりました。

「Coast Track」の入り口から約30分ほど歩いた所で、大きな分かれ道がありました。どちらも「Burning Palms Beach」に行けます。海外線沿いに崖の上の方と中間を歩く道です。以前歩いたことのあるRさんに聞くと、上の方にある「Garrawarra Ridge Trail」はダラダラしていた距離も長いと言うので、sそのまま下の方の「Coast Track」を通ることにしました。

こんな森の中を抜けていきます

「Coast Track」はしばらくは平坦な道でしたが、すぐに急な下り道になります。階段も作られていますが、ひとつの高さがあること、ジャンプしないと降りれないような所もありました。いったい誰の足に合わせてあるのでしょうね。「実は帰路、この階段が私を破滅の道へ」と追い込みました。森の合間から見える海の色のきれいなこと、まるで目を奪われるようなトルコ色のブルーをしていました。

海外線の近くまで降りて「Werrong Lookout」を過ぎると、「Coast Track」はほぼ平坦な道に戻ります。そこをしばらく歩いて行くと、周りにはパームがたくさん生い茂っていました。この辺りは「Palm Jungle」と呼ばれています。この辺りは雨量が多いために、こういった熱帯性の植物が育つようです。何処からともなく「恐竜」でも、出てきそうな雰囲気ですよ。

カテゴリー: オーストラリア | タグ: | コメントを残す

Otford to Figure 8 Pools Walk その1「“Figure 8プール”に行ってみよう」

今年はラニーニャ現象のオーストラリア。一年前の今頃は山火事で大変な騒ぎだったけど、今年は雨が多くて山火事の心配は今の所ありません。クリスマスから年末年始にかけて、コロナ新感染者が急増、お陰で例年より静かなホリデーシーズンになりました。私にとってはあまり変わらないけど、仕事もキャンセルになって、毎日晴れる日を待ちくたびれていました。ふと天気予報を見ると「週末は晴れ、降雨確率も5%以下」久しぶりに晴れマークを見た私は、早速皆に声を掛けました。

残念ながら「全員集合」にはなりませんでしたが、参加できる人が多い日曜日にハイキングすることにしました。「行き先は念願のコースト?」コロナ感染者が拡大してから、ロイヤル国立公園を走るシャトルバスがストップ。いつ再開になるか分からないので、コーストトラックは諦めて「Figure 8プール」に行くことにしました。これは「見た目が8に見えるプール」のことです。

引き潮や高波をチェックして

「Figure 8プール」はロイヤル国立公園の中、Burning Palms Beachの近くにあります。岩場にあるため引き潮の時しか見られません。まずは引き潮の時間帯をチェックすることから始まります。そして大変波が高いとき危険です。波にさらわれたら助けを呼ぶことも難しいです。そのためロイヤル国立公園のFigure Eight Poolsのサイトで、引き潮の時間帯や高波についてチェックしてから計画を立てます。

Burning Palms Beachへ行くには二つの方法があります。比較的楽なのはGarawarra Farm駐車場から、ビーチまで20分ぐらいで歩くことができます。そしてもうひとつ大変なのが、Otford駅から片道6kmほど歩きます。往路は下りが多いですが、帰りは上りになるので注意して下さい。私たちはもちろんOtford駅から歩くことにしました。

Otford駅からFigure 8 プールまで、片道2時間半から3時間は見てください。この間トイレや給水する所はないので、駅を出る前に利用しておいてください。また駅を出てメインの道路に出た所にOtford Pantryがあります。kコーヒーやソフトドリンクなどの飲みものや軽食を食べることができます。ここにもトイレがあります。

ロイヤル国立公園

私たちは引き潮の時間をチェックして、Otford駅に3~4時間前に到着するようにしました。Otford駅に停まる列車は本数が少ないですが、Kiama行きに乗ると、セントラル駅から1時間ほどで来ることができます。前回もこの列車を利用しましたが、朝早く起きる必要がありますね。

今日はお天気も良いので、水はたっぷりと持って歩きましょう。いつもなら600mのペットボトルで4本の水を持って行きますが、今回はそれを3本持って、さらに1.5リットルの大きな瓶を持ちました。たっぷり持って行って後悔することはありません。

前回Old Otford Tunnelを歩いた時は、Otoford駅で降りたのはたった4人だけでした。2人はコーストトラックの方に歩いて行き、私たちはマッタ別の方向へと歩きました。今回電車を降りて階段を上がって振り向くと、何と50人以上プラットホームにいました。私たちのグループだって6人ですからね。でも年配者は私たちだけ、皆な10代から30代前半ぐらいの若い人たちばかりです。今日は天気も良く週末というので、たくさんの人たちがハイキングに来たようです。さあ皆に負けないで歩けるかな?

カテゴリー: オーストラリア | タグ: | コメントを残す

Kurnell to Cronulla Walk その4「砂浜を歩くのも辛いわ!!」

クロヌラのスカイラインを見ながら「Boat Harbor」まで歩いて来ると、「Boat Harbor 海洋保護区」があります。小さな入江になっていて、泳いだり、スノーケルをしたりできます。「海洋保護区」ですから魚釣りや海藻を取るのは禁止されていますが, ロブスターやアワビは採っても良いとか?もし採れるなら、潜って採ってみたいわ。ごめんさい潜れないけど!!

「Boat Harbour海洋保護区」のすぐ近くに、民家が何軒もありました。以前は漁夫だったのでしょうか?州立公園の間に、公園に指定される前に家を建てたのでしょうね?今なら車で簡単に移動できますが、駅からも遠く店もない所です。でも目の前には大海原が広がっています。閉鎖されたけど石油コンビナート、下水処理場、そして海水から真水を作る工場がありますが、4駆専用の遊び場、スケボー場など遊ぶところも多いです。

ビーチが延々と続いています

ここからクロヌラまでずっとビーチが広がっています。ボートハーバーとクノヌラビーチの間は、大きな砂州が出来ています。引き潮の時は岩場が遠くまで顔を出すようです。この砂州はよっぽどの高潮でない限り、海水に浸かることはないようですね。実はこの部分「私有地」なのです。そのため入場するには、1日30ドルの許可書が必要です。4駆のトラックがたくさん停まっていました。みんなテントを持ってきてBBQをしたり、ピクニックをしたり、泳いだり、魚釣ったりとして過ごすようです。

シドニーのビーチで車で入れるところは少ないですよ。でもここのビーチは車が入れる分、普通の道路と同じように道路規則を守らなければなりません。左側通行で制限時速は10km/hです。すぐ近くには4駆専用パークがあります。市内でも4駆に載っている人は多いですが、4駆の腕を試すような所は少ないですね。以前は砂丘も走れましたが、現在砂丘を走ることは禁じられています。

砂丘の中には真水のプールがあって以前は泳ぐこともできました。現在、建築や道路工事に使う砂をここで採取する工場があります。この砂キメが細かく白い砂ですが、その間に貝殻も交じっているようで、良く見るととてもカラフルです。その日は風が強かったので、砂がどんどん動いています。人が通ってできた足跡も、数分で砂に隠れてしまいました。

地図にはクロヌラビーチと表示が出ていますが、クロヌラの中心地までいくつかのビーチに分かれています。それぞれ別のライフセーバーが年間を通して監視している所もあれば、監視がないビーチ、トラックで入れるビーチ、犬を連れて入れるビーチと分かれています。ボートハーバーからクロヌラまで6km続くビーチをひたすら歩きました。

ビーチに4WDで来ることができます

幸いそんなに暑くなかったので、熱中症になりませんでしたが、ビーチを歩くのは、ハイキングトイレルを歩くより大変です。靴を脱いで水に浸かりながら歩こうと思ったら「疲れるから止めとけ」と言われました。キュンキュンと砂を鳴らして歩くのは楽しいけど、歩いているだけならつまらないですよ。引く波を追いかけながら「あと何歩」と数えたり、先に行った人の足跡が波に隠れのを見たり、歩くのがこんなに退屈なのは初めてです。それに結構時間がかかります。

結局クロヌラビーチを1時間ほど歩いて、上り口が見えたので出ました。ワンダビーチという場所です。この辺りはここ20年ぐらいで開発されたところでしょうか?新しい住宅街が広がっていました。遊歩道に出て休憩、今日歩いてきた所を後ろに見て、停めてあった車まで歩きました。全部で14kmぐらいです。4時間ぐらいで歩けたのでちょうど良いですね。

カテゴリー: オーストラリア | タグ: | コメントを残す

感染者ひとりでもロックダウン@OLD州ブリスベン

クリスマス前からロックダウンされていたシドニーの北にある「ノーザンビーチ北部地域」のロックダウンが、1月9日午前0時から解除されます。マスクの着用や家に呼べぶことのできる人数は制限されていても、自由に外に出ることができます。きのうひとり新しい感染者がその地域から見つかっていますが、たったひとりなので「ロックダウン延長」する理由はないようです。それにこの地域でコロナ検査をたくさんの人たちが受けています。

「感染者がでても、感染経路の追跡やテスト会場を増やすなどのコントロールが出来る限りは、不必要なロックダウンはしない」というのが、ここシドニーのあるニューサウスウェールズ州政府の方針のようです。それでも協議しながら、昨日の感染者数の発表や今後の対応について、11時に州首相、保健省チーフ、保健大臣、時として警察トップが会見しています。

オーストラリアにはキャンベラを含めて、6つの州と2つの準州があります。コロナ対策に関しては、それぞれの州政府で対応しています。国境閉鎖とかコロナワクチンに関しては、オーストラリア連邦政府で対応しています。各州の中でもコロナに対して厳しい政策を取っているのが「西オーストラリア」と「クイーンズランド」だと思いますが、クイーンズランド時間の午前8時に行われた州首相の会見は、「えっ!!!」と驚くような内容でした。

クリーナーが働いたホテル

「海外からの帰国者が隔離されているホテル」で、1月2日に働いたクリーナーの女性が、「コロナ感染者」として確認されたのが数日前でした。そのウィルスを調べてみると「英国の異変種」と分かりました。このホテルでは帰国者の中から、19名の感染者が確認されています。すぐにその女性は隔離されましたが、彼女が働いた日から感染確定するまでの期間「1月2日から1月5日」までの、彼女の追跡調査が行われました。

彼女がいた場所に同じ時間帯に居合わせた人たちは、コロナ感染のテストを受けるように指示が出ています。さらに彼女が住んでいる地域の人たちで、「コロナ感染のような症状」がある人たちも、すぐにテストを受けるように言われています。もちろんテストを受けてから結果が分かるまでは「自宅隔離」です。さらに彼女と身近に接触した人たちは、直接州政府の方から連絡があり、必ずテストを受けなければなりません。さらに身近に接触した人たちの近くにいる人たちも、テストされるように言われています。

海外からの帰国者以外で感染(コミュニティー感染)した人の数がゼロ、というのが100日以上も続いたクイーンズランド州でしたが、このようにして帰国者から感染してしまいました。その感染拡大を防ぐために、1月8日(金曜日)の午後6時から3日間、ブリスベンを始め周辺地域でロックダウンが始まります。クイーンズランド州は今週はロングウィークエンド。夏休みと重なり遠出する人も多いようなので、ロックダウンに踏み切ったようです。

NZランドからの第一便

その影響を受けるのは約220万人。クイーンズランド州の人口が520万人ですから、4割の人たちが影響を受けます。日本の面積の約4.5倍。ひとつの牧場で、都道府県ひとつぐらいの広さを持つところもある広大な州です。隔離しなくても地方の農場では隔離状態ですが、、都市部では一度感染すると拡大します。その拡大を防ぐための処置だそうです。

それを受けて「ホットスポット」と認定されたのでしょうか?ノーザンテリトリーとタスマニア州政府は、ブリスベン周辺からの越境を禁止しました。今日のシドニーでの会見で、「ニューサウスウェールズ州政府の対応が甘い」と言われていますが、「スウィッチを切り替えるように、物事は簡単に対応できない」と反論していました。シドニーの人口は多い分、地域ごとの対応にするしかないようです。

同じ日にニュージーランドからの第一便が到着したばかり。このまま閉鎖に戻らないように願っています。さあこの週末、私の友人たちは何をして過ごすのかしら???

 

 

カテゴリー: オーストラリア | タグ: | コメントを残す

Kurnell to Cronulla Walk その3「クロヌラの眺めは最高です」

「Cape Solander」の駐車場から約20分ぐらい歩くと、大きな割れ目「Tabbigai Gap」があります。凄いですね、自然の力というのは!!何千年何万年という年月をかけて、少しずつ岩を切り崩していったのですから、、。ここを大きく迂回しますが、ジャンプした人もいるようです。人が歩いたようなトレイルが何本もあります。迂回して反対側に到着、そこからさらに少し行った所に下に向かうトレイルがあり、一番下まで降りることができきます。そのGapの所まで行けるようです。今日は降りる時間がありません、先はまだまだ長いですよ。

そこから先はグレーディングされていない砂の道を歩きます。そのトレイルを歩き続けると、断崖絶壁の岩のと植物が育っている砂丘の間に、いくつも小さな沼地があります。これは雨が溜まって湿地帯を作っていますが「ハンギングスワンプ」と呼んでいます。日本語で何というのでしょうか?良く見る小さなお花が咲いていたり、オタマジャクシがいたりして、動植物の生命の力強さを感じます。去年の今頃はこの周辺も山火事で大変だったのですが、今年は雨が多いのでこんな沼地が出来ています。

その辺りから前方に灯台が見えてきます。「Cape Solander」から歩き始めて約1時間ほどで、1950年に完成した「Cape Baily Light」に到着しました。「Cape Baily Track」から10分ほど整備されていない道を登って行きます。砂道なので歩きにくいですが、登り切った所に灯台があります。中に入れるわけでも、素晴らしい景色が見えるわけでもありません。

Cape Baily 灯台

「Cape Solander」に車を停めた人は、往復しなければなりませんが、バスで来た人は往復しても良いし、もう少し歩いて「Potter Point」まで行き、すばらしいクロヌラの眺めを見てから、Sir Joseph Banks Driveを通って帰るのも良いですね。自分の体力に合わせて歩いてください。ただしクノヌラ行きのバスは1~2時間に一本した運行していません。時間の配分を考えないと、結局バスを待つことになります。今日のトイレルは、一度歩き始めたら往復するか?ずっと歩き続けるかの二者一択です。

「Cape Baily Light」を過ぎたら下り坂になります。ハイキングトレイルが整備されている所もあれば、岩の上をひたすら歩きます。今までタスマン海沿いに南に歩いてきましたが、前方にクノヌラのスカイラインが見えてきたら今度は西へ歩きます。岩の先端に柱が何本か立っています、ここは「Potter Point」と呼ばれています。ガラスの破片などがあってちょっと危険ですが、古い下水処理場があった所です。今でもここから処理された下水が海に放出されていますが、新しい下水処理場は、もう少し住宅街に近い所に建てられました。

下水処理場が移転してから、土地はまだ「シドニーウォター」が所有していますが、一般の人が入れるようになりました。ここはフィッシングスポットとして人気があります。その日は風が強かったけど、荒波が白い泡をまき散らしながら打ち寄せていました。この場所で魚釣りしていた人が、波に流され何人も亡くなっています。そしてあの柱は「処理された下水用の換気口」でした。

クノヌラのスカイライン

「Potter Point」でランチ休憩をした私たちは、西に向かって歩き始めました。小さな入江がいくつかりますが、「Doughboy Head」を抜ける辺りは、整備されたハイキングトレイルはありません。海岸線の岩の上を歩いたり、草むらの中を歩くこともありました。地図にはトイレルが載っているし、もしかしたらトイレルがあったのかもしれませんが、分かり難かったですよ。朽ちた下水道管が残っているので、間違っていないようです。

このトレイルが分かり難い辺りから、「Kamay Botany Bay 国立公園」にお別れして、「Cronulla州立公園」に入ります。この辺りは4WDの車で来て、走り回れる場所になっているようです。タイヤで掘った砂道を歩くのも大変ですが、トイレルがないときは仕方ありませんね。そして大きめの入り江が見えてきたら「Boat Harbor」です。

 

 

 

 

カテゴリー: オーストラリア | タグ: | コメントを残す

Kurnell to Cronulla Walk その2「えっ、こんな絶壁の洞窟に家があったの?」

「カーネルビジターセンター」から駐車場に抜けると、ハイキングトイレルが始まりますが、海沿いに行くルートは、車が走れる道路のみです。車に注意して歩いていも良いですが、やっぱり森の中を通る方が気持ちも良いです。私たちは「Muru Trail」を歩きました。そして道路にぶつかったら「Yena Picnic Area」に通じる脇道があります。ピクニックテーブルがひとつ、海を見ながらランチを食べるには最高の場所ですね。

そこからしばらく道路沿いに歩いて行くと、素晴らしい景色が前方に広がります。ここが「Cape Solander」です。白い岩の絶壁に打ち寄せる波が遠くまで見えます。ここはシドニー周辺で一番人気のクジラ見学スポットになっています。クジラが移動する時期には、運が良ければ200mぐらい沖を泳ぐ姿が見られます。駐車代が必要ですが、簡単に車で来ることができます。

Cape Solander

「Solander」という岬の名前は、スウェーデンの植物学者ダニエル・ソランダーから名づけられました。彼は渡英し大英博物館の補助学芸員になった後、王立協会フェローに選出されました。1768年ジョセフ・バンクスに雇われ、キャプテンクックの太平洋航海に参加しました。1770年ここに上陸した際に、バンクスと共にたくさん植物を採取しました。彼らが植物学者だったので「Botanist Bay」と名付けられたのが、現在「Botany Bay」と呼ばれています。

バスを降りた所から「Cape Solander 」まで3kmぐらいの距離です,1時間もあれば来ることができます。ここから「Cape Baily Truck」を歩きます。以前は断崖絶壁の岩の上を歩いたようですが、フェンスがされていないので危険ということもあり、現在はグレーディングされたハイキングトレイルが整備されています。これなら周辺の植物たちを傷つけることなく歩くことができます。

「Cape Solander」からハイキングトレイルを1km程歩いたところで、あるサインを見つけました。そのサインには写真があり、何と前方に見えている絶壁の洞窟に、家を建てて住んでいた人がいると言うのです。「えっこんな所にどうやって、何の目的で家を建てたの?」という疑問が真っ先に浮かびました。岩の上に建てるなら簡単でしょうが、そこから絶壁を少し降りた所にある洞窟を利用して家は建てられていました。

資料によるとここに最初に住み始めたのはBert Adamson、彼は1913年まだ10代の時こ、仲間たちにここに魚釣りにきました。彼らの家があったのはシドニーの西の方、家に戻るのに大変時間がかかりました。その日に家に戻る代わりにここにキャンプをしました。彼はすごくここが気に入り、来るたびに居心地を良くするために岩を削ったそうです。それから50年の歳月をかけて、ただの岩の洞窟からちゃんと住める家に作り替えました。

絶壁の隙間の洞窟に住んでいたそうです

今から思えば「不便で嫌だ」と思う人もいるでしょうが、特に大恐慌の頃は、収入が少くなった人たちが家賃も払えなくなり、シドニー湾周辺にある洞窟や、空き地に住み始めたそうです。ここにも数人の人たちが住み始め、岩を掘り家に入れるようにしたり、雨水を貯めに飲み水にできるようにしました。ちゃんとベッドやオーブンも取り付けられ、家族で幸せに暮らしていました。彼は違法に住んでいたわけではなく、土地は所有できませんでしたが、市役所に土地を借りたと言う形で、賃貸料を払っていました。

ある時、誰かが保険詐欺をするため、車に火をつけ岩の上から絶壁に落としました。ところがその火の粉が家に燃え移り住めなくなりました。その頃には近くに石油コンビナートが建設され、道路も出来て便利がよくなったので、普通の家を建て引っ越ししました。最高の眺めですが、高所恐怖症の私には絶対住めませんね。詳細は英語分ですから下記のサイトからどうぞ、、。

Local History, Local Stories: Tabbigai Cliff-dwellers – Sutherland Shire Council Libraries (nsw.gov.au)

 

 

カテゴリー: オーストラリア | タグ: | コメントを残す

Kurnell to Cronulla Walk その1「キャプテンクックが上陸した❝カーネル❞」

シドニーのノーザンビーチでクラスターが発生したころ、突然思い立って出かけたのは「Kurnell~CronullaWalk」でした。コロナが流行してから良く歩き始めましたが、私の友人はついに「Day Walks Sydney」という本を購入しました。これはシドニー周辺で日帰りで歩ける「ハイキングコース」が紹介されています。すでに歩いたコースもありますが、まだまだ歩いていない所が多いです。

その2番目に紹介されているのが、「Kurnell~CronullaWalk」です。家からは電車を乗り継いて行くことができますが、Kurnellという場所は、交通の便が悪い所です。Cronulla駅からバスが出ていますが、一日数本しかないので時間がかかります。どちらから始めるにしても、そのバスのスケジュールがネックになります。

Cnonullaまで電車で車で行き、バス停の近くに車を停めて、Kurnellまでバスで行くことにしました。これならバスの運行時間に合わせて、こちらを出発できます。またCnonulla駅まで歩かなくても、途中でコースを終わることができます。駅周辺は住宅街に広がるビーチのために、特にこれと言った見どころもないようです。シドニー空港の沖に広がるのが「ボタニー湾」、シドニー湾と比べて奥行きはありませんが、広大な入り江が広がっています。その入り口の北側がLa Perouse、南側がKurnellです。

アボリジニと白人の居損を願った彫刻

Kurnell行きのバスは路線がループになっています。ボタニー湾沿いに走ってきたバスが、公園の横で中に曲がった所で降りてください。そこから東の繁忙部分にKamay Botany Bay 国立公園が広がります。この国立公園はボタニー湾の入り口、北側と南側に広がっており、今回歩くのはその南側です。

Kurnellには1956年に完成した石油コンビナートがあります。建設中は一日3000人以上が工事現場で働き、完成した後、石油コンビナートは二度拡張され、一日300人以上が働いていました。そのためこの周辺はそこで働く人たちが多く住んでいました。一番近い電車の駅からは遠く、スーパーもなく大変な不便な所です。周囲には砂丘か湿地帯しかなく、住宅街として発展するにはあまり条件の良い所ではありません。さらに南の方には大きな下水処理場もあって、風の具合ではかなり臭ったそうです。

オーストラリア大陸を発見したと言われる「キャプテンクック」が、シドニー周辺で初めて上陸したと言う「歴史的な所」というのが唯一の売り物ですが、タスマン海沿いに歩くと、南にあるロイヤル国立公園に負けない雄大な景色も広がっており、ハイキングコースとしては人気があったようです。ビジターセンター周辺は、以前キャンプ場として利用されていました。しかし現在キャンプ場は閉鎖されましたが、ピクニックに利用されています。

バスを降りて海沿いに歩いて行くと、ビジターセンターまで続くトイレルがあります。以前は「モニュメントトラック」と呼ばれていましたが、現在は「Burrawang Walk」と呼ばれています。一周わずか1.2kmのコースですが、ここは歴史的な価値のある場所で、学校の授業で出かける所も多いです。車いすでも行ける、舗装された歩きやすいるコースです。

クジラの親子と魚を捕る網

去年はキャプテンクックがここに上陸して250周年にあたりました。それまであった「上陸記念碑」の近くに、「先住民と白人の出会い」を記念してが彫刻が3個設置されました。最初に見えてくるのが「The Eyes of the Land and the Sea」、まるでクジラの骨のようですが、エンデバー号(キャプテンクックの船)の骨組みのようにも見えます。これには「Land(アボリジニ)とSea(白人)が共存として将来を見つめよう」と言う願いが込められているそうです。

そこから少し歩いて行くと、今度は「クジラの親子」と「先住民が使っていたカヌー」をあしらった彫刻が見えてきます。カーネルの北側にあるLa Perouseには、先住民が岩に彫ったクジラの絵があります。それからこの彫刻のイメージが出来当たったそうです。ビジターセンターに行くと、公園内の地図も見れますが、歴史的な場所の説明もあります。

私たちは、ビジターセンターでトイレを利用して歩き始めました。

 

 

カテゴリー: オーストラリア | タグ: | コメントを残す

マスクが遂に強制!「200ドルの罰金なり」

オーストラリアは、去年の3月から海外渡航禁止。海外からの帰国者は14日間の強制ホテル隔離。と大変厳しい規則を取っていました。しかし7月のビクトリア州の感染拡大を除き、欧米の比べると感染者がとても少ない状況が続いていました。12月の初めにはすべての州境がオープン、そして今年の3月ごろには、ニュージーランドへの渡航も可能になるか?と思われいました。

ところがその矢先にシドニーノーザンビーチでクラスター発生、すでに感染者は120人以上になっています。ノーザンビーチ北部のロックダウンは1月7日まで延長されていますが、この地域を訪ねた他の州からの旅行者が感染して、ビクトリア州やクイーンズランド州に戻ってから症状ができました。

これを受けてこの地域からの旅行者は、越境が出来ないばかりでなく、州境がまたクローズされ始めました。昨日の真夜中から、ビクトリア州民と言えど、ニューサウスウェールズ州からの越境は禁止。ホテル隔離も許されずに、州境で追い返されています。事態が落ち着くまで家に戻れないようです。

NSW州の新感染者数

クリスマスからお正月にかけて移動した人たちも多く、まだホリデーを計画している人もいますが、1月8日からクイーンズランド州も14日間のホテル隔離を行うようで、州民に「ニューサウルウェールズ州に行くな」と伝えています。何とか旅行出来ると思っていた人たちは、どうなるのでしょうね。

渡航禁止も世界中で感染者が増大しているので、わざわざ旅行したいとは思いません。かと言ってオーストラリア国内旅行にはあまり興味ないし、何とか我慢できる状態です。ところがここにきて、我慢できないことが勃発!!1月3日から「マスクが強制」になりました。そして公共の場所でマスクをしていないと、明日から「200ドルの罰金」が課せられます。

今までも電車やバスに乗るときは、マスクをしていました。感染者が増えていた頃は、スーパーでもマスクしていましたが「強制」ではありませんでした。そのためトラブル事件も発生していましたが、特に気にしていませんでした。ただしレジの前で、私のすぐ後ろに並ぶ人がいると「ソーシャルディスタンス」と言って距離を取ってもらいました。

警察官が見張っていますよ

マスクは必要かもしれませんが「強制反対」です。こんな安いぽいマスクでどれだけ効果があるのでしょうか?しかし強制になったら、しないわけにはいきません。バス、電車、ショッピングセンターなどの公共の場と決められています。道路や公園ではする必要もないようですが、、。

これで感染者が拡大しなければ「効果」があるのでしょうね。その前にロックダウン地域から外に行った人や、ホテル隔離を破って外出した人をもっと罰して欲しいです。西オーストラリアのある人は、「罰金だけで120万円以上」課せられたそうです。それにホテル隔離の20万円、そうしてまで「ホテル隔離」が我慢ならなかったのでしょうね。このお金で私なら1年、物価の安い国で暮らせます。

カテゴリー: オーストラリア | タグ: | コメントを残す