「2重国籍問題」で上院(元老院)を辞職した議員たち

日本では民進党党首蓮舫議員の「二重国籍問題」が、一時期ニュースで話題になっていました。二重国籍を認めていない日本ですが、両親が日本人同士でも、オーストラリアで生まれた子供は「オーストラリア国籍」がついてきます。そのために二重国籍を有することになります。

オースラリアは二重国籍を認めています。両親がオーストラリア以外の別々の国籍を有していれば、条件によっては2重国籍のみならず、3重国籍を有することもできます。

多重国籍を認めているオーストラリアですが、連邦政府の議員に立候補するには「オーストラリア国籍」であることが義務付けられているようです。7月に入ってから「二重国籍問題」で、グリーンの元老院議員が2人も立て続けに辞職することになりました。

まずスコット・ラドラム議員は、ニュージランド生まれです。3歳の時に家族とともに西オーストラリア州に移住、その後オーストラリア国籍をとりましたが、ニュージーランド国籍もまだ有していたようです。

ラドラム議員にまだ「ニュージーランド国籍の資格」があることを調べたある人が、「2重国籍」であることを指摘したために、議員を辞職することになりました。

それからわずか2日後、この2重国籍問題にショックを受けた、同じグリーンのラリッサ・ウォーターズ議員は、自分の国籍について調査しました。

彼女はカナダ生まれですが、両親ともオーストラリア人。11か月でオーストラリアに移住して、その後カナダに戻ることはなかったそうです。そのために「自分はオーストラリア国籍」と思っていました。

ところが彼女が生まれるわずか1週間前にカナダの法律が変わって、両親がオーストラリア国籍でも、生まれた時点で「カナダ国籍」を有していました。その後カナダ国籍を使用したことがなくても、「カナダ国籍を放棄」しない限り、2重国籍のままでした。

元両議員はどちらもグリーンの副党首をしていました。ふたりともオーストラリア連邦政府で活躍して、将来を期待されている議員でした。オーストアリア国籍のみを選択すれば、議員復帰の可能性もありますが、さてどうするのか次回の選挙が楽しみです。

2重国籍問題で議員を辞職したウォーターズ議員(左女性)とラドラム議員(右端男性)

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