北米旅行2016 その100「日系食堂‘‘中島’’@リベルタ市場」

グアダラハラのリベルタ市場にやってきたのは、買物が目的ではありませんでした。ブログ友のYoshiさんのブログで、「ミチスープ」なる不思議な魚のスープがあるというので、日系食堂を訪ねるべくやってきました。

リベルタ市場は食堂やお店が狭くたくさん並んでいるので、なかなか見つけることができませんでしたが、食堂街をよく見ると漢字、カタカタ、ひらがなで書かれた「コミーダジャポネーゼ」のお店を見つけることができました。

何処ののれんも日本から買ってきたのか、アニメに出た来そうなキャラクターが描かれています。中にはお店のイメージを入れたのれんや絵もありました。「中島」「さゆり」「きよし」などなど、氏名の入ったお店が並んでいます。どの店にもあまり日本人ぽい人はいませんが、、、とりあえず「中島」に入ることにしました。

料理をしているのがおにいちゃん、左側の痩せた人がマヌエル@中島

挨拶してから「日本人ですが、日本語話せますか?」とスペイン語で尋ねると、「おにいちゃんが話せるよ」と店主らしい人が教えてくれました。何処か日系人ぽいところもありますが、メキシコ系の血が濃いようです。「おにいちゃん」と店主に言われて人がやって来ると、片言の日本語で会話が始まりました。

「おにいちゃん」と言った人が本当は「おにいちゃん」で日本語が話せるのは弟の「マヌエル」日本で働いたことがあるので、日本語が話せるそうです。彼にメニューを見せてもらって、日本語の説明を受けながらオーダーしました。メニューはスペイン語ですが、やきめし、餃子など日本食のメニューがありました。

リベルタ市場名物「ミチスープ」@中島

お兄さんの名前は聞きませんでしたが、昼食時で結構忙しそうでした。中島は食堂2件分の敷地で営業していますが、メインはお兄さんがやっているところ、マヌエルは隣でジュースを作ったりしていました。私たちはそのほとんど営業していない方に座って、マヌエルと話しながら食事をすることにしました。

本当は焼き魚が食べたかったのですが、残念ながらメニューにはありませんでした。ところが今日の従食は「焼き魚」のようで、ウェイトレスのひとりが彼にランチを持ってきました。魚はクロダイのようです。焼き魚としてはあまり美味しくないかもしれませんが、「マヌエルのランチと交換したい」というと笑っていました。

マヌエルのおじいさんが日本が来たそうです。カルフォルニアに住んでいたけど、戦争で収容所に移送されたそうです。戦争が終わって帰国した日本人もいます。そのままカルフォルニアに残った人たちも多い中、中島さんは奥さんがメキシコ人だったので、数人の日本人の仲間と一緒にメキシコに移住したそうです。

そしてこのグアダラハラで食堂を経営することになりました。リベルタ市場に何件の日系食堂があるのかわかりませんが、皆親戚のようなものだそうです。お互いに助け合いながら、ここで頑張って食堂を経営してきました。おじいさんが食堂を始めたころ、どれだけのメキシコ人が和食をしっていたのでしょうね。メキシコ人の口にあうような、和食を作り上げてきたのです。

リベルタ市場の日系食堂「中島」

お隣にはマヌエルの二従兄「きよしさん」が食堂をやっていました。「こんにちは」と声かけると、「こんにちは」と、まるで仏様のような微笑みを返してくれました。きよしさんとは何も話しませんでしたが(日本語は話せないようです)、見た目にも日本人に見える方でした。

どんな名前があったか、今ではすっかり忘れてしまいましたが、最低10件以上はあったようです。中島さんがこの日系人食堂街のリーダーだったそうですが、お互いに材料が足りない時は、貸したり借りたりするような仲間だそうです。メキシコ料理に飽きたら、是非足を運んでくださいね。

 

広告
カテゴリー: 北米旅行2016 タグ: パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中