北米旅行2016 その70「第2次世界大戦でナバホの言葉が暗号に使われた」

ナバホ国家の首都「ウィンドウロック」の前には公園がありますが、そこには他の街と変わらず、戦争で亡くなった兵士たちを讃える銅像がありました。ナバホ族の兵士たちもアメリカ軍として第二次世界大戦に参加していますが、戦った相手(日本人)が、自分たちに似ていたので驚いたり、戦う気力をなくしたという話もあります。

通信がすべて無線で行われていた時代、敵の暗号を解読することが、戦争に勝つ必須条件でした。そのために何処の国も相手に解読されない暗号を考え出すことに必死だったそうです。

ナバホ語は独立した言葉で、とても複雑な言葉なので、同じような言語を話す人でも理解できないそうです。ナバホ領地で育ったロサンゼルス出身の退役軍人フィリップ・ジョンソンは、司令部にナバホ語を暗号として利用することをすすめましたが、許可が降りるまでには時間もかかったようです。

彼は29人のネイティブからなるグループに暗号の特訓をして、通信士として海兵隊に採用しました。彼らのお陰で、それまで30分以上かかっていた暗号解読が、わずか20秒足らずですむようになり、指令も早く伝達できるようになったそうです。

最終的に400人近いナバホ族が戦争に参加していますが、亡くなった兵士たちの名前は、ナバホ族の通信士の銅像の近くに刻まれていました。「ナバホ族がいなかったら、

硫黄島はかてなかっただろう。」と言われています。敵国であるはずのナバホ族ですが、彼らに同情の気持ちさえわいてきます。

ナバホ族の通信士像@ウィンドゥロック

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