Oddsball(オッズボール)の飼い主は、犬よりも奇人かも?

本日9月17日から、オーストラリア映画『Oddball(オッズボール)』が公開されます。この映画はビクトリア州にあるミドル島の実話をもとに制作されました。この島に生息するコガタペンギンが、浅瀬を渡ってくる狐に襲われて壊滅状態でした。そこでペンギンを守るために『マレンマ計画』が立ち上げられました。

アラン”スワンピー”マーシュさんが飼っていた牧羊犬、マレンマシープドッグの『Oddball(オッズボール)』を使って、この狐を退治しよう(追い払おう)としました。もともとこのオッズボールは、マーシュさんが飼育しているフリーレンジの鶏(牧場では放し飼いにして飼育する)を、狐から守るために飼われていました。

生き残った鶏を抱くマーシュさん by SMH

生き残った鶏を抱くマーシュさん by SMH

オッズボールには奇人とか変わり者という意味がありますが、この飼い主ことマーシュさんは、『マレンマ計画』以外でもメディアを賑わす『変わり者』のようです。2013年に市役所の職員が、マーシュさんの養鶏場を前触れもなく訪れました。当時この養鶏場には1000羽近い鶏が飼われていましたが、視察した後フェンスをきちんと締めなかったために2匹の犬が侵入して、980羽の鶏を襲ったそうです。その時彼は犬を責めるのではなく、勝手に入ってきた職員(または市役所)に対して怒りを感じたそうです。

その後マーシュさんと市役所との戦いが始まります。現在は4000羽近い鶏を飼っていますが、『市民から臭いとか、騒音(鶏の鳴き声)がうるさいと文句があった』、そのために鶏を移動させるように言われているようです。彼は『これはイチャモンだ』と言って最後まで戦うといっていました。

殺菌されていない生の牛乳をマーケットで販売 by Herald Sun

殺菌されていない生の牛乳をマーケットで販売 by Herald Sun

またマーシュさんは、20年前から土曜日のマーケットで『殺菌されていない生の牛乳』を売り続けています。ビクトリア州の法律では、『殺菌されていない牛乳を飲料として販売すること』は禁じられています。特に去年の12月に3歳の女の子が、『殺菌されていない牛乳を飲んで死んだ』と判断されてからは、一層厳しくなりました。そのためにマーシュさんが、このままこの牛乳を販売することを禁じるようです。

しかし彼は『飲料用としては売っていない。買った人がその牛乳を飲むかどうかは、私が関知することではない』と言っています。美容用として『牛乳風呂に使用するために』生の牛乳をを求める人も多く、一週間に約1000リットル(2リットルの容器で500本分)を販売しているそうです。この戦いもしばらく続くようで、それ以外にも市役所は、いろいろとマーシュさんに対して通告文を送りつけているようです。

トラックに貼った抗議文 by Mortlake Dispatch

トラックに貼った抗議文 by Mortlake Dispatch

上記の『市役所の職員に文句があるなら、私の携帯までご連絡ください』という広告を、自分のトラックに貼り付けて抗議しています。公開される映画Oddballについて書いた記事、『Oddball(オッズボール)』ペンギンを狐から守ったシープドッグもあわせてごらんください。

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