大丈夫なの東京オリンピック?〜エンブレム使用中止!!

2020年東京オリンピックのエンブレムを発表されたのは、オリンピック開催を5年後に控えた7月24日でした。国内外の104作品のなかから審査を経て選ばれたのは、広告関連の国際的な賞であるカンヌライオンズ金賞に輝いたこともあるアートディレクターの佐野研二郎さん作品でした。

リエージュ劇場のロゴマーク

リエージュ劇場のロゴマーク

発表からわずか数日後には、このエンブレムがベルギーにあるリエージュ劇場のロゴが似ているとインターネット上で話題になりました。ロゴを制作したベルギーのデザイン会社が、フェイスブックに両方のデザイン写真を並べて『不思議』と投稿し、波紋が広がったようです。その後スペインのデザイン事務所の作品に似ているという指摘も浮上しました。

7月31日、佐野さんは海外ロゴからの着想を否定、『報道されている海外作品については、まったく知らないものです。制作時に参考にしたことはありません』とのコメントを、五輪組織委を通じて発表しました。しかしリエージュ劇場とロゴマークを製作したデザイナーは、『著作権侵害の疑いがある』として、使用差し止めを求める申立書を国際オリンピック委員会(IOC)に送付する意向を示し、エンブレムの決定過程などについて説明を求めました。

佐野さんがデザインしたエンブレム

佐野さんがデザインしたエンブレム

佐野さんは8月5日に記者会見を開き、『日本人としての誇りを持って作った。盗用との指摘はまったくの事実無根』と作品の独自性を強調しました。佐野さんの他の作品でも『パクリ』が指摘されると、『オリンピックのエンブレムはパクリ』と、ブログなどインターネット上で炎上、さらにベルギーでは劇場が民事裁判所に訴訟しました。

インターネットでは、佐野さんのエンブレムに代わる『代案』を発表する人もでました。8月26日、佐野さんの案を選んだ審査委員の代表、永井一正さんは、『現在公表されているものは応募案を一部修正したもの。応募段階の当初作は、ベルギーの劇場ロゴマークと似ていなかった』と述べました。

さらに大会組織委員会は8月28日に記者会見を開き、佐野さんが最初に提出した『原案』を初めて公表しました。現在発表されているエンブレムは、2度の修正を経た後に完成したとし、『リエージュのマークには全くない特徴がいくつもあり、オリジナルだと確信している』と強調しました。

しかしその原案が、2年前に東京で開かれた展覧会のポスターに似ているとネット上で話題になりました。さらに佐野さんが街頭でのエンブレムの使用イメージとして提案した画像2点が、他人のサイトから無断で転用された可能性があり、大会組織委が調査を始めたことが明らかにしました。

エンブレムが完成するまで

エンブレムが完成するまで

そして本日9月1日、『エンブレム使用中止』が決定されました。なんともお粗末な結果になりましたね。大会のメイン会場となる国立競技場のデザインとともに『使用中止』も良いけど、もうちょっとしっかりしてよ東京!!『何の権限もない』と言い訳している某知事もいますが、あなたが選んだボランティアの制服もひどいよ!

『東京オリンピック無事に開幕できるのか?』ちょっと心配になりましたが、来年のリオ大会までには決着がついていることを願っています。朝日新聞の号外はこちらからどうぞ

朝日新聞の号外

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