引っ越し物語 その7『シェアーメイト』

同じ街でアパートから一軒家に引っ越しして3ヶ月が過ぎました。前はアパートの4階で日当たりも良く、ほとんど暖房さえ使ったことがありませんでしたが、天井の高い古いアパートはとても冷え込みます。それでも一度も風邪引くことなく、4年ぶりのシドニーの冬を何とか過ごすことができました。

さて今回一緒に住むことになったのは、63歳のお父さんと4歳の男の子の親子です。以前から知っているわけでもありませんが、私の相棒の仕事仲間。私も相棒も、将来は旅行を中心とした生活を送りたい。シドニーのレント代が高騰している。などの理由で一緒に住む人を模索していましたが、たまたま声かけたら、一緒に住んでくれることになりました。

私は相棒と一緒に住むまで、いつも誰かとシェアーしていたので、シェアーするのに問題はありませんでしたが、4歳の子供がネックでした。二人とも子供と一緒に住んだことありませんからね。子供がうるさくないかとか?いろいろ問題はありましたが、何とか3ヶ月一緒に過ごすことができました。

私もあくまでも居候という立場。『嫌になったら旅に出ます』と宣言してあります。ここだけが私の空間ではなく、シドニーに滞在しているときの場所。そう思うとなんとなく過ごすことができました。この親子、外から見ていると、いろいろ人生の勉強になります。

お父さんは、若い頃は世界旅行もしていたそうですが、オーストラリアに移民しました。移民してからシドニー大学を卒業したのですから、なかなかの勉強家です。空手一筋で生きてきたので、お母さんの心配をよそに、あまり女性とは縁がなかったそうです。

その後シルバーボランティアでモンゴルに行ったという、なかなかユニークな人生を歩んでいます。そこで知り合った若い女性と、恋に落ちシドニーで結婚されたそうです。そして一人息子が生まれたというわけです。事情があって別れることになりましたが、息子さんはお父さんが引き取ることになりました。

私の相棒とあまり変わらない歳ですが、60歳近くになって子供ができるのは嬉しいですが、これから子育て。私たちには想像もできない大変な努力とエネルギーが必要です。子供が小さいので手がかかり、フルタイムの仕事につくこともできません。オーストラリアは政府援助があるので、なんとか生活できるでしょうが、老齢年金ととともにだんだん厳しくなっています。

我が相棒も年金暮らし(アルバイトはしていますが)、私も含めて家賃や光熱費などの必要経費を払えば、あまり残らないですよ。皆んなで一緒に遊ぶこともありませんが、とりあえずおじいちゃんと孫のような親子との生活、どうなるか楽しみです。

息子さんのおもちゃ

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