『バリナインの死刑囚』の刑が執行されました

シドニー時間 4月29日午前3時25分、バリナインの死刑囚『アンドリュー・チャンとミュラン・スクマラン』の死刑が執行されました。二人を死刑執行から救うために、オーストラリア政府とたくさんの市民が『大統領のMercy(慈悲)』を願ってきましたが、残念ながらその願いは叶いませんでした。

二人は他の6人の死刑囚ととともに、『Death Island(死の島)』として知られているヌサカンバンガンで銃刑されました。刑務所から引っ張り出されて『刑に向かうとき』どんな気持ちだったでしょうね。その瞬間を思うだけで身震いがします。

家族の方は近くのホテルに待機していましたが、お互いの家族同士で慰めあっていたそうです。昨日は一刻一刻が貴重な時間であり、できたら『時計に止まって欲しい』と願ったことでしょうね。

インドネシアのテレビで放送された『死刑執行の瞬間』

インドネシアのテレビで放送された『死刑執行の瞬間』

バリナインのことは逮捕された時点から大きなニュースになりました。ましてや死刑が決まってからは、『死刑に反対するオーストラリア』としては、せめて死刑だけは阻止したかったようです。

ふたりが逮捕されたとき、チャンは21歳、スクマランは24歳でした。まだ若い二人ですが、オーストラリア連邦警察が通報したのですから、すでに密輸犯として知られているのでしょう。その時のふたりは『簡単にお金を儲けられる』として悪いことに手を染めていました。もしあの時逮捕されていなかったら、まだ続けていたかもしれません。

希望にみちたふたりの子供時代

希望にみちた子供時代スクマラン(左)とチャン(右)

しかし逮捕されたことによってふたりは、『残された時間を貴重に生きる』ことを選びます。チャンは牧師になりました。そして自分の罪を償いながら、生きることの大切さを伝えていたそうです。死刑執行の一日前に婚約者と正式に結婚しました。

スクマランは自分の好きな絵を刑務所の仲間に教えることによって、自分を見つめていたようです。書いた絵を販売して得たお金は、監獄内の福祉厚生に利用していたそうです。

ふたりが生まれたきたことには『神が与えた使命』があります。その使命を全うして、天国で過ごせることを願います。

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