職場まで毎日往復21マイル歩いたデトロイトの男性『ジェームズ・ロバートソンさん』

私が車を買って12年になります。この間仕事には車で通っています。職場も時間帯も毎日ことなりますが、40〜60km近く走っています。早朝の仕事が多いので、電車やバスを乗り継いていけないところもあれば、片道2時間近くかかる所もあります。若いときならいざ知らず、もう車以外では通勤したくないです。雪は降らないけど雨の中、歩く気力はありません。

そんな弱音を吐いていたら、毎日職場まで往復21マイル(約33.5km)、歩いている男性のニュースが流れていました。彼の名はデトロイトに住むジェームズ・ロバートソンさんです。彼は工場で働いていますが、10年以上前に車が壊れた時、車を買うお金がなく、歩くことにしたそうです。

ロバートソンさんが歩くルート

ロバートソンさんが歩くルート

家から職場まで片道23マイル(37km)あります。一部は路線バスを利用しますが、彼が住む地区にはバスが通っていないので、往復21マイル歩く羽目になりました。この間一度も毎日休むことなく、そして遅刻することもなく通い続けています。

デトロイトといえば五大湖の側に内陸部。冬は寒くて雪の多いところで知られています。ましてや今年はニュースでも話題になっているほどの厳冬です。それでも休まず歩いて出勤しています。

彼が働くのは午後2〜10時の時間帯です。そんな時間に終わって、バスや電車がなかったら、タクシーでも捕まえたくなりますよね。彼の家の側に住む同僚もいないので、雨にも負けず、風にもまけず、ましてや雪にも負けず歩いています。彼が歩くルートには危険な地区もありますが、一度も危険な目に合わなかったのがせめてもの幸いですね。

毎日歩き続けるジェームズロバーソンさん

毎日歩き続けるジェームズロバートソンさん

彼は仕事が好き、職場が好き。工場長の奥さんが作ってくれる夕食が美味しくて、毎日仕事に来るのが楽しみだそうです。毎日ちゃんと出勤する彼の姿を見て、同僚たちの意識も高くなり、『彼にできるのだから』と、休んだり遅刻する人がいなくなったそうです。

ロチェスターに住む銀行員のブレイク・ポーロックさんは、1年ほど前から毎日歩いている男性が気になり始めました。そしてある日、彼が事務所の前で車を停めると、ロバートソンさんが通りかかったので、初めて声をかけたそうです。その後歩いているロバートソンさんを見かけたら、彼を車を停め乗せてあげるようになりました。

特にデトロイトの気温が零下まで下がったこの冬は、彼を乗せる機会が増えました。ある時はロバートソンさんの家まで、送ってあげたこともあります。『何故工場の近くに引っ越さないのか?』と尋ねると、『彼女が相続した家なので、都合がよいから』と答えたそうです。

ロバートソンさんを車に乗せてあげるポーロックさん

ロバートソンさんを車に乗せてあげるポーロックさん

あの地震の時職場から家まで歩いた方も多でしょうね。赤坂に住んでいた頃よく歩いて渋谷や東京駅まで行ったけど、東京から新宿駅まで7kmぐらいしかないそうです。これって2時間足らずでで歩ける距離ですよね。山手一周が34kmだそうですが、皆さん毎日一周できますか?

私のアパートからシドニーセントラル駅まで片道12kmですが、たとえ車が故障しても、歩く気はしないですね。私の相棒は職場まで往復約34kmを、電車と自転車で通勤していますが、ロバートソンさんも自転車とかオートバイという選択はなかったのでしょうか?

さてこの話はまだ続きがあります。話が長くなるので、この続きは明日にします。『みんなの応援で車を手に入れたロバートソンさん』英語で本文を読みたい方は『Heart and sole: Detroiter walks 21 miles in work commute』

 

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