あるクリケット選手の死@フィリップヒューズ選手

クリケットと言えば日本では殆ど知られていないスポーツです。旧英国の植民地で人気のあるスポーツです。オーストラリアではラグビーとともに一番人気のあるスポーツですが、インドやパキスタンでは国民的なスポートと言えます。多分私が小さい頃の野球のような人気ですね。

この野球にも似たスポーツは、固い革で作った小型のボールを使うために、バッターに入る選手は、プロテクターやヘルメットを使用します。しかし打ち所が悪いと、『致命傷』になることもあります。

フィリップ・ヒューズ選手

フィリップ・ヒューズ選手

オーストラリアには各州にクリケットチームがあり、6つのチームで『シェフィールドシールド』と呼ばれる大会を戦います。各チームから選ばれた選手達が国代表として、英国、南アフリカ、インドやパキスタンなどの他の英国連邦のチームと戦います。

11月25日シドニークリケットグランドで試合中、投手の投げた球が、フィリップ・ヒューズ選手のヘルメット下の首部分に当たり、彼はその場で倒れてしまいました。すぐに近くにあるセントビンセント病院に運ばれ手当を受けましたが、意識が回復しないまま27日に亡くなりました。

どんなスポーツにも危険が伴うので、『死に至る可能性』もありますが、このような事故が発生したのは、私がオーストラリアに来て初めてのことかもしれません。それからのオーストラリア国民の『追悼の意』は、この国の国民性を改めて見直す機会を与えてくれました。

シドニーから北へ5時間程行った『マックスビル』が彼の故郷ですが、ここで本日彼の葬儀が行なわれました。この葬儀にはクリケットチームの仲間だけでなく、オーストラリアの首相まで出席し、さらにその模様をテレビ局が各局中継するという、まるで国葬並みの話題になりました。

彼は国際試合のデビュー戦で、センチュリー(得点を100マークすること)を記録したかと思えば、同じ試合で(国際試合は5回戦行なわれます)さらにセンチュリーを記録しました。世界最年少でこの記録をマークした所から、彼の将来が期待されていましたが、、。わずか25歳で旅立つことになりました。

『#putoutyourbats』バットを外に置き、ヒューズ選手の冥福を祈ります。

『#putoutyourbats』バットを外に置き、ヒューズ選手の冥福を祈ります。

人口わずか3000人足らずの街ですが、今日は世界中のクリケットを愛する人達が、この街に注目したようです。倒れてから数日後に26歳の誕生日を迎える予定だったヒューズ選手。両親に『ありがとう、さよなら』も言えないまま旅立って行ったヒューズ選手の冥福をお祈りします。

彼の死を偲んで、世界中のクリケットファンが、『#putoutyourbats』運動をしています。これは自分の家やクリケット場に、クリケットのバット、ハット、グローブなどを立て掛け、彼の冥福を祈るものです。こんな姿を見ていると、オーストラリア人が如何にクリケット及びスポーツを愛しているか伺えます。

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