タイフーンとハリケーンの違い

日本では台風11号が大暴れしているようですが、皆さんのところに大きな被害がないことを願っております。小さい時から台風が来ると、一斉下校や休校など、結構台風の被害の大きな所でした。直接台風が通過することは少ないのですが、九州に近づいただけで大雨、土砂崩れ、冠水と被害がありました。農家にとって水は必要だけど、時期によっては雨や風は農作物の大敵にもなります。

『台風』だから英語で『タイフーン』と呼びたいところですが、どちらも熱帯の海の上で生まれた低気圧(熱帯低気圧=トロピカルサイクロン)です。そのうち最大風速(10分間平均)がおよそ17m/s(時速61km)以上のものを『台風』と呼びます。国際的な取り決めによって、最大風速(1分間平均)が33m/s(時速119km)以上のものを『タイフーン』と呼びます。

『タイフーン』と『ハリケーン』の違いは、熱帯低気圧が何処にいるかによって呼び方が変わります。基本的に赤道より北の太平洋で、国際日付変更線より東と大西洋にあるものは『ハリケーン』と呼ばれ、変更線より西では『タイフーン』と呼ばれます。また赤道より南の太平洋とインド洋では『サイクロン』と呼んでいます。ですから発生したのがメキシコ付近であっても、日付変更線を越えて日本に近づいたら『タイフーン』と呼び方が変わります。

日本では台風が発生した順に番号をつけています。現在日本に大きな被害を与えているのが、『台風11号』ですが、海外のテレビを見ていると『halong』と言う名前が呼ばれています。もちろんベトナムの観光地から取られた名前です。2000年より『タイフーン』にはアジア系の名前が付けられています。アジア諸国から選ばれた名前のリストがあり、その順番で名前がつけられるそうです。以前のように人の名前だけでなく、名称や単語などが使用されています

『ハリケーン』には人の名前が使用されています。発生場所によってフロリダとハワイのハリケーンセンターが名前をつけています。どちらもアルファベット順になっていますが、それぞれにリストがあり、名前のつけ方のルールもことなるようです。同じハリケーンがフロリダの管轄からハワイの管轄に移動した場合、名前も変わるそうです。

オーストラリアを含むオセアニアとインド洋では『サイクロン(トロピカルサイクロン)』と呼んでいますが、やはり独特のリストが使用されています。オセアニア周辺で発生した『サイクロン』がインド洋に移動すると、モルディブで名前が変更されるそうですが、インド洋からオセアニアの方に移動した場合には、名前は変更されないそうです。

日本では大きな被害を与えた台風に、上陸地点などの名称が付けられます。戦後名前が付けられた台風は8つあるそうです。しかし国外では大きな被害を与えた台風の名前は、その後利用されることはないようです。2005年にニューオリンズに大きな被害を与えた『カタリーナ』や、2012年にニューヨーク周辺に被害を与えた『サンディ』など、リストから引退した名前もたくさんあります。

熱帯低気圧の名称

熱帯低気圧の名称

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