世界で一番有名な犬の名前は?『バルト@アラスカ』

私は今アラスカのロッジで働いていますが、先日職場でちょっと話題になったのが『世界で一番有名な犬の名前は?』と話でした。皆さんはそんな問いにどう答えられますか?『ラッシー、ベンジー、スヌピー』など、いろいろ犬の名前も出て来ることでしょう。もちろん日本なら『ポチ』と答えたい所ですが、条件は『実在した犬であること』でした。

私が一番に思いついたのは、リチャード・ギアー主演でハリウッド映画にもなった『Hachiのハチ公』や、南極物語の『太郎と次郎』、そしてオーストラリアなら『レッドドッグ』と言う所です。職場の同僚の中には、『Hachi』や『レッドドッグ』を知っている仲間もいましたが、『太郎と次郎』を知っている人はいませんでしたね。

さてアラスカにも有名な犬がいます。1925年アラスカのノームでジフテリアが発生すると、血清を運ぶために犬ぞりチームが結成されました。シアトルからアンカレッジまで飛行機で運んでも、そこから猛吹雪の中を飛行機で運ぶことは無理でした。アンカレッジからニナナまで列車で運ばれた血清を、ノーム運ぶには犬ぞりしか手段がありませんでした。

ノームから出発した犬ぞりチームは、それぞれ約100kmづつを走り5日間半かかって、1100km程離れたノームに到着することができました。お陰でたくさんの病死をださずに、ジフテリアから子供達を守ることができました。その最後の犬ぞりチームをリードしたのが『バルト』です。この模様は当時アメリカ中の新聞で報道されたそうです。『バルト』と『マーシャのカッセン』は有名になりましたが、この栄誉を称えて、NYのセントラルパークに『バルト』の銅像が建立されました。

その後この犬はスポンサーに売られ、ロサンゼルスの見せ物になっていたそうです。しかしあまりにも『バルド』の健康状態が良くなかったので、ジョージキンバルが新聞社に働きかけて、クリーブランドに移すように働き間かけました。その後クリーブランド動物園で余生をすごすことになり、死後彼の剥製は、クリーブランドにある自然史博物館で展示されています。

『バルト』は、1995年スティーブン・スピルバーグの指揮のもと、アニメで映画化されています。また2008年ディズニーで映画化された『ボルト』は、同じような名前ですが、この犬とは全関係ないようです。と言ってもどちらの映画も見ていないですが、2008年はこのような犬を主人公にした映画が多かったですね。

この1100kmに及ぶ犬ぞりチームの活躍は、その後アラスカで毎年開催される犬ぞりチームのレース『IDITARODTRAIL』に受け継がれます。これはアラスカからノーム間に作られた『Iditarod Trail』を利用してレースが開催されます。1850kmにも及ぶこのレースは、世界中で一番厳しいレースのひとつです。冬の期間アラスカに住むことはないと思いますが、犬ぞりレースは一度は見てみたいです。

バルト@NYセントラルパーク by wiki

バルト@NYセントラルパーク by wiki

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カテゴリー: アラスカ2014 タグ: パーマリンク

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