アメリカ2014 その17『オリーブヒルのホリーホックハウス』

今回ロスで泊まったゲストハウスからハリウッドに向けて歩いていると、大きな公園を発見した。バーモンドとハリウッドの交差する所にあり、現在では『タイタウン』として知られています。タイのスーパーマーケットやレストランがかなり並んでいます。それにあわせてしゃれたレストランも増えたようです。私が住んでいた頃は住宅街と小さな商店街だけでした。ひとつあるスーパーでたまにお酒とか雑貨を買ったぐらいですね。いつも車で通り過ぎていたので、この公園さえ殆ど気づかず、行ったこともありませんでした。

タイタウンにある祠

タイタウンにある祠

オリーブヒルにある『バーンズダルアートパーク』は、その頃は一般には公開されていなかったような気がしますが、ロサンゼルスのアートシーンにおいて、スポンサーでありその発達に貢献した、『Aline Barnsdallの私邸』があった所です。彼女はペンシルバニア生まれですが、ペンシルバルニアのオイルラッシュで財をなしたテオドール・バーンズダルの娘です。彼女は1917年に父親が亡くなると、当時のお金で3億円と言う遺産を相続します。

オリーブヒル

オリーブヒル

1917年ロサンゼルスの小劇場で『芝居の製作、上演する』ために移り住みました。彼女の私邸『Hollyhock House』を設計を、フランク・ロイド・ライトに依頼しました。皆さん名前を聞いたら誰か想像できますか?そうあの『帝国ホテル』を設計した方ですね。彼はその数年前に不倫がもとで、ヨーロッパに渡航していました。その不倫相手チェニー夫人とウィスコン州で暮らし始めますが、発狂した使用人によって家族と彼の弟子達計7人が殺害されました。そんな時に『帝国ホテル』の設計を依頼されたそうです。

彼は日本に滞在していたので、『Hollyhock House』の建築は弟子と息子に受け継がれ、1921年2年の歳月をかけて完成しました。彼女はここに私邸だけでなく、小劇場や俳優達の住居など、たくさんの建物を計画していましたが、それが実現することはありませんでした。この私邸の管理、維持費だけでも費用がかさむので、1927年ロサンゼルス市に寄付しました。カルフォルニアアートクラブやアートギャラリーとして利用されていた時期もありますが、1994年の大地震で大きな被害を受けたようです。最終的にその補修や改築も終わり、2005年一般公開されることになりました。

ライトが設計したホリーホックハウス 

ライトが設計したホリーホックハウス

『Hollyhock House』は、現在ライトが設計した他の建築物と一緒に世界遺産に登録されています。2013年また改築が行なわれたようですが、私が行った時には一般公開されていました。(行ったのが遅かったので閉まっていましたが、、、)この公園内にはロサンゼルス市美術館やバーンズダルギャラリー劇場、バーンズダルアートセンターなどがあり、ロサンゼルスのアートシーンを担う若手を育成しているようです。

子供を連れた母親の憩いの場

子供を連れた母親の憩いの場

アート全く関係ない人も、ここまで登って来ると、ハリウッドのサインやグリフィスー展望台がよく見えます。また小さな森があるので、子供連れの人達の憩いの場になっていました。私はリスを見つけましたが、カフェもあるようです。ミニクラスやイベントなども開催されていますので、ハリウッド周辺に滞在したら是非お出かけ下さい。世界遺産に登録されたような立派な建物だと知らなかったので『後で驚き』ですが、今度行ったら中も尋ねてみたいですね。ガイドによる館内ツアーもあるようです。

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