軍国主義には進まないで!

昨日こちらのニュースで、安倍首相の『自衛隊の観閲式で訓示』の模様が流れていました。それを見て『日本は軍国主義に進むのか?』という懸念が、頭の中を過りました。日本で生まれて、日本で育った私ですが、まだ若かったので、戦争の恐ろしさも、日本の平和がいかに尊いか、実感として感じたことがありませんでした。

初めてアメリカに行った頃、すでにベトナム戦争が終わっていたので、『徴兵制度』は廃止になっていました。しかしその後もアメリカ兵士は、世界中の国に駐留し、世界の何処かで『平和のために』と言う理由で、戦争に加担していたような気がします。

私が日本にいた頃は、『自衛隊が海外派遣』なんて考えられませんでした。1991年の湾岸戦争が勃発すると、6月から9月まで『自衛隊法99条』に基づき、海上自衛隊のペルシャ湾派遣掃海部隊が派遣されました。その頃から米国やオーストラリアの軍隊との演習も報道されるようになりましたが、アメリカにはそれ以前から自衛隊が演習にきています。(実際にロスにいた頃、トランジットのお手伝いをしていました。)

今月初めにシドニーでは開催された『インターナショナルフリートレビュー』にも、日本の自衛隊が参加しています。まあ参加している練習している位なら良いのですが、日本の自衛隊強化のニュースを聞く度に、海外に住んでいる人間として『軍国主義が進むのではないか?』と心配しております。

今まで自衛隊がパレードする映像が、海外で報道されることは殆どありませんでしたが、その模様を見ていると、日本が敵視している『北朝鮮』や『中国』とあまり変わりありませんね。自衛隊について特に反対意見も持っていませんが、『軍事パレード』をみると身の毛が逆立ちます。

私は海外に住んでから、第2次世界大戦中の日本軍について学ぶことになりました。日本の義務教育では教えてくれませんから。そんな中で『戦争をしたからと言って、相手国の国民を恨むな』と学びました。ですからこのオーストラリアでも、『日本から来た移民』ですが、やさしく暖かく迎えられています。その分市民として良く働き、税金もたっぷり払って来ました。

日本国民を恨まないオーストラリア人でも、戦争中の体験を忘れることはできないでしょう。首都キャンベラの『戦争記念博物館』がありますが、そこや諸外国のこのような場所で、ある物を見ると、鳥肌が立つことがあります。それは日本の海上自衛隊で使用されている『自衛艦旗』です。

日本の軍艦旗としても利用されていた『旭日旗』は、ポツダム宣言を受けて、一度は廃止されたました。しかし1954年自衛隊が発足すると、この旗が海上自衛隊の『自衛艦旗』として復活したそうです。

日本国内でも『日章旗』を掲げるのに反対する意見があります。もちろん日本の国旗に制定されていますから、オリンピックなどのスポーツ大会で優勝して、『日本の国旗』が掲げられる度に嬉しくなります。しかし『自衛艦旗』を見ると、私と同じようにぞっとする人は、世界中にたくさんいるかもしれません。

旗のデザインを変えたところで、日本の自衛隊が強化されないとは思えいませんが、第二次世界大戦中の日本軍を彷彿させる、現在の『自衛艦旗』だけは、あまり外国では見たくないです。そして日本が軍国主義になるのだけは避けて欲しいです。災害があった時だけの自衛隊だけではないけど、やっぱり『戦争のない平和』が一番ですよ。

宣説する安倍首相

宣説する安倍首相

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