『40歳の誕生日』を迎えたオペラハウス その3『デンマークの皇太子夫妻を迎えて記念式典』

1973年10月20日オペラハウスが完成した時は、47歳のエリザベス女王を迎えて式典が行われました。柿落には、ベートベンの『第九』が演奏されたそうです。もともとオペラを上演するために建設されたホールではありません。ニューサウスウェールズ州立音楽院の校長であったユージン・グーセンスは、『音響的に完全な大型コンサートホール』をシドニーに建設すべきだと主張していました。

当時のビデオをみるとまだまだ若いですね。オペラハウスや後ろに控えるハーバーブリッジは殆ど変わっていませんが、シドニー市内の風景はすっかり変わってしまいました。建設中の『オペラハウスの歴史』をまとめたビ動画も興味深いです。良かったら是非一緒に見て下さい。

オーストラリアで何かしらの大きなイベントがあると、英国王室のメンバーが式典に出席されます。二週間前に行なわれた『インターナショナルフリートレビュー』には、ハリー王子が出席されましたが、87歳になられたエリザベス女王が、遠くにあるオーストラリアの式典に出席されるのはもう難しいようです。英国国内の式典でさえ、チャールズ皇太子や、一時のパパになったウィリアム王子が代行されることが増えて来たそうです。

エリザベス女王が『オーストラリアの元首』ですが、オーストラリア出身の女性が、ヨーロッパで一番長い歴史を持つデンマーク王室の皇太子妃になられました。2000年に開催された『シドニーオリンピック』で知り合った二人の恋物語は、『現代のシンデレラ』と例えられものです。現在お二人には2男2女がおり、オーストラリアもたまに訪問されます。

今年はオペラハスの40周年記念式典に出席されます。式典は10月27日に特別コンサートと晩餐会が行なわれます。さらにこの間はデンマークに関するイベントが、オペラハウス内で開催される予定です。もちろんこれはオペラハウスを設計したのが、デンマークの建築家ヨーン・ウッツォンのためです。

彼は完成したオペラハウスを見ることはありませんでした。しかしオペラハウスがシドニー市民だけでなく、観光客にも愛されていることを知り、自分が設計したことに誇りを持っておられたそうです。2009年に亡くなられた時は、オペラハウスで国民葬がおこなわれました。私も記帳にサインをした思い出があります。彼を讃えるサイトはオペラハウス公式サイトで見ることができます。40周年を前に一部改装されましたが、この設計を担当したのが息子さんです。

晩年のヨーン・ウッツォン

晩年のヨーン・ウッツォン

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