ムースの肉は美味しいの?

アラスカのハイウェイを走っていると、『ムース注意』の標識を見かけます。時速100km以上で走っている車が、飛び出して来た『ムース』にぶつかると、運が良ければ車の破損ぐらいで済むかも知れませんが、運が悪ければ、人もムースも事故で亡くなるケースもあります。

私もハイウェイを走る機会はありましたが、幸いにもムースとの接触事故はありませんでした。しかし年に一度は二度は、観光バスとムースの接触事故が、ロッジでもあるそうです。今年は夏が暑かったせいか、あまり道路端でムースを見かけませんでしたが、事故にあうと決して気持ちの良い物ではありません。

ムース注意の標識

ムース注意の標識

デナリからアンカレッジに向けて走って行くと、ワセラを抜けた当たりに、『今年のムースの事故死亡頭数』が書いてありました。最後に見た時は250頭近かったですが、これから冬にかけて平地に出て来るので、事故はますます増えるかもしれません。

一度だけムースと乗用車の接触事故を見ました。車はボンネットが曲り、そのまま運転続行は無理のようでした。そしてムースは残念ながら死んでおり、『州立公園のレンジャー』が運ぶ用意をしていました。さて死んだムースはどうなるのでしょうか?実は『ムースの肉を希望している方』に無料で配布されるそうです。何処で解体されるかは知りませんが、解体されたムースは、近くの住人で肉を希望している方に、配られるそうです。

最近は冷凍で肉の流通も行なわれていますが、道路が開通していなかった頃は、ムースと言えば大事な食料用の肉でした。先住民のアサバスカンだけでなく、移民してきた白人達や狩猟にきた人達も、ムースを狩猟しては食用にしていたようです。現在でも『国立公園や州立公園以外』でしたら、期間制限で狩猟が許可されています。

こんな可愛いムースを食べるなんて???

こんな可愛いムースを食べるなんて???

トナカイは農場で飼育され、『トナカイ肉』も流通しています。街の中では『トナカイのハンバーガーやトナカイドッグ』も見られましたが、ムースの肉は流通はしていないようです。ムースは餌となる植物が難しいために、農場で飼育することは難しいそうです。『狩猟したムースの肉』を売買することは禁じられており、ハンターからもらうか、事故にあったムースの肉を分けてもらうしか、手に入れることはできません。

ムースは鹿の仲間ですから、エルクやその他の鹿の肉を食べてみると、味が近いそうです。アラスカに来たら、トナカイの肉を食べてみるのも良い経験ですね。と言っても『ベジタリアン』の私には、一生縁のないお話です。

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カテゴリー: アラスカ2013 タグ: パーマリンク

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