『Slup Hillary(ヒラリーを平手打ち)』ゲームに見るアメリカの政治観

去年の今頃は、『大統領選挙』でアメリカ中が賑わっていました。8月の終わりから10月下旬まで旅行していましたが、まるで日本の祭りがあちらこちらで開催されているような賑わいでした。あれから一年、次の選挙2016年まで静かに暮らせるかと思っていたら、意外な所ですでに運動が始まっているようです。

ここ数日アメリカのニュースで話題になっているのが、『The Hillary Project』がサイトに載せたオンラインゲーム『Slup Hillary』です。このサイトは名前だけを見ると、ヒラリー・クリントンを応援する団体のようですが、実は『アンチヒラリー』を展開するNPO団体だそうです。『過去のヒラリーのイメジーをメディアで報道させないように。2016年の大統領選に出場させないように。』を主なキャンペーンにしているようです。

ヒラリー・クリントンはクリントン大統領時代のファーストレディー、その後ニューヨーク選出の民主党の上院議員でした。2008年には大統領候補のひとりにもなりましたが、オバマ大統領に負けた後、国務長官として4年間努めました。そして現在2016年の大統領候補に言う動きもあるようです。

ヒラリー・クリントンを指示する人も指示しない人もいると思いますが、まだ彼女が出馬表明する前から、このような動きがあるのは、海外に住んでたまにアメリカに来る一般市民としては不思議です。それだけ彼女の出馬表明は、『共和党にとっては驚異』なのかもしれませんね。共和党のサイトのひとつhttp://www.gop.com ではヒラリー・クリントンを出馬させないための『嘆願書にサイン』を求めています。

しかしこのゲームは、ヒラリー・クリントンがどうかと言う前に、『倫理上の問題』を踏まえているのではないでしょうか。まず『人の顔を平手打ちするゲーム』は暴力を促します。以前に『ブッシュ大統領に靴投げつけるゲーム』もあったようですが、この『平手打ちゲーム』はベイリンが、2008年に副大統領候補に指名された時に出たそうです。女性政治家に対する屈辱でもありますよね。

American Bridge』というサイトでは、『共和党のリーダー達に、このような動きを止めるように求める』キャーンペーンを引いています。『アメリカの法律はロビーで作られる』とも言われますが、このようなキャンペーンがあちこちで行なわれています。一見市民の意見を聴いて、その意見を代表しているように思われますが、これもすべてお金次第です。

企業などから寄付してもらってキャンペーンをしているわけで、『すべては裏ではビジネス』であることを、私達は忘れないようにしないといけません。このようなキャンペーンに惑わされることなく、自分の意見を持つことが大切です。なおこのゲームは現在オンラインで見ることはできません。

スラップヒラリーゲーム

『スラップヒラリー』ゲーム

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