あなたはどう思うか?『富士山に鉄道構想』

『富士山に鉄道構想』というニュースを聞いて、私は一瞬身の毛が引く程の悪寒を感じました。頭に浮かんだのは『頂上まで鉄道を引くのか?』と頭をよぎったからです。世界遺産に登録されたからと言って、まさか日本一の富士山に鉄道を引いて、お客を集客しなくてもと思いました。現在構想が持ち上がっているのは、河口湖から延びている有料道路を鉄道に衣替えするというものだそうです。

『河口湖から5合目まで延びている富士スバルラインを線路に変え、登山鉄道を走らせます。道路より鉄道の方が環境への負荷が小さく、世界遺産にふさわしいのでは』富士五湖観光連盟の担当者は、登山鉄道のメリットを訴えているそうです。日本経済新聞 7月26日付け

富士山 by 日本経済新聞

富士山 by 日本経済新聞

確かに現存する有料道路の敷地を利用するのなら、環境へのインパクトも少ないかもしれません。将来的には自動車よりも、鉄道の方が環境への負担も軽くなると思いますが、はたしてそれだけで終わるのでしょうか?その工事期間中は、どうしても工事にかかる搬入などがあるので、環境が破壊されることは免れないと思います。

されに読んで行くと、過去には『頂上までのケーブルカー』の計画も何回も提出されていたようです。まさに今の中国をみるような『観光優先=高度成長時代』の計画としか思えません。もしその計画が実施されていたら、どんなインパクトを受けるか、是非四川省にある蛾嵋山を尋ねてみて下さい。

私が峨眉山を尋ねたのは今から10年程前です。小さい時にテレビで見た印象が強くて、『秘境、中国3大霊山」のイメージがこびりついていました。むかし巡礼者達は、何日もかけてこの山を登ったそうです。高さは3、098Mと富士山よりも低いですが、登山道路が出来てバスで2時間程で行けると聞いて、ホッとしたのを覚えています。

峨眉山 by wiki

峨眉山 by wiki

バスが到着したら、そこからは登山するとばかり決め込んでいました。ところが実際に行くと、そこからはロープウェイにのって金頂華厳寺へ行くことができます。ここには豪華なホテルもありました。さらに頂上まではモノレールで行けると言うのですから、『驚きと呆れ』が交差しました。私達はスニーカーに着込んで行ったのに、中国人の中にはハイヒールにワンピースとコートで来ていた人も見かけました。

もし富士山に鉄道が引かれ、さらにケーブルカーで頂上まで繋がれたら、神聖な富士山も有り難みが薄くなりますね。私はスイスのようにどの山も簡単に観光鉄道で行ける所より、アラスカやカナダのように、山の醍醐味が残っている所の方が好きです。山は登って行くから有り難みがあるのですよ。まだ富士山には登ったことがありませんが、やはり自分の足で登りたいです。どうぞ頂上までケーブカーだけは止めて下さいね。

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