アンジェリーナ・ジェリー『母親としての決断』

アンジェリーナ・ジェリーの初めて知ったのは、2001年に公開された映画『トゥームレイダー』でした。人気テレビゲームの実写化映画でしたが、主人公のララ・クロフトさえ知りませんでした。この映画を見た時この役を演じるために彼女が選ばれたのではなく、この主人公が彼女のために作られたと思ったほどでした。アクションではスタントマンを使ってたとしても、出演するために武道で鍛えた体はすばらしかったです。

その後『Mr & Mrs スミス』の大ヒットにより、共演したブラッド・ピットとの熱愛が騒がれます。二人はその噂を否定し続けていましたが、ブラッドとジェニファー・アニストンとの離婚が正式に成立すると、アンジェリーナがブラッドとの子供を妊娠していることが発表され話題になりました。その後はご存知のように正式に結婚はしていませんが、二人の子供が以外に養子を含めて6人の子供達を育てています。

アンジェリーナは2001年頃から慈善活動を始め、現在国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の親善大使も務めています。彼女は映画出演の合間に、世界各国を訪問して慈善活動するだけでなく、地震などの被害にあった人達や、難民救済のために多額の寄付をしています。ブラッドとともに、ハリウッドスターの中でも寄付金の多いカップルとして知られています。

こと話題の多いアンジェリーナですが、今日のアメリカは彼女のニュースでまともや持ち切りです。それはなんとアンジョリーナが『遺伝性がん予防のために、両乳房を切除手術した。』と言うショックなものでした。彼女はまだ37歳で、女優としてだけでなく、女性としても一番きれいな時です。その彼女が『女性として最も大切な魅力的な部分』である乳房を切除してしまったのです。

乳がんになり闘病した経験のある方のブログを読んでいても、『乳房を切除する手術』を受ける前は、大変な葛藤があったようです。『たとえ治らなくても、その手術は受けたくない』『乳房を切除したら女性ではなくなる』など、それぞれの思いは、その立場になった方でないと理解出来ないと思います。お母さんが7年もガンと闘い亡くなったのを見ているから、『発病もしていないのに、その遺伝子があるからガン予防のために切除する』と言うのも、簡単に決意できることではありません。

ましてや女優にとっては体は商売道具です。その一部を切除してしまうのですから、これは大変な決意です。彼女にこの決意をさせたのは、『子供達のためにいつまでの生きていたい』という、母親としての決意でした。女優である前に、妻である前に、彼女は『母親としてのアンジェリーナ』を選んだのですね。その後インプラントで乳部の再建手術を3ヶ月かけて受けたそうです。

アメリカでは一般の人はそれだけの手術を受ける費用さえありません。医療費を考えても誰にでも出来ることではありませんが、今まで『切除手術』に関してひとりで悩んでいた人達の肩の荷が、少しは軽くなったのは確実ですね。『手術を受けても魅力的な女性でいられる』と言うのは、大きな力になると思います。そしてこの手術を理解してくれた、パートナーのブラッドやお子さん達の協力も必要です。彼女の勇気ある『医学的決断』が、悩んでいる女性の方々に勇気を与えてくれたことを願っています。

さてこのニュースは、アンジェリーナ・ジェリーがニューヨークタイムズに投稿した記事で分かったものです。その記事はオピニオンページに『My Medical Choice』と題されています。宜しければその記事がインターネットで読めます。

これに関するニュース by Huss Post Dated May 14,2013 日本語

0514OPEDcapelli-popup

ニューヨークタイムズに投稿された記事

MY MOTHER fought cancer for almost a decade and died at 56. She held out long enough to meet the first of her grandchildren and to hold them in her arms. But my other children will never have the chance to know her and experience how loving and gracious she was.

We often speak of “Mommy’s mommy,” and I find myself trying to explain the illness that took her away from us. They have asked if the same could happen to me. I have always told them not to worry, but the truth is I carry a “faulty” gene, BRCA1, which sharply increases my risk of developing breast cancer andovarian cancer. 続く

広告
カテゴリー: アメリカ タグ: パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中