アメリカ2012 『ボランティア日記 その6』

*これは2012年アメリカ旅行した際に、フレスノ近くで三週間ボランティアをしたときのお話です。その6は『スタッフもボランティア』をお届けします。

私は今まで慈善事業で働いたことはありません。ましてやこのようなボランティアをしたこともありません。慈善事業と言えば『レッドクロス』『ワールドビジョン』などの大きな団体から、個人でやっているようなNPOまであると思います。個人で少人数でやっているのならともかく、大きな団体で働いている人達は、ちゃんと給料をもらって働いている人が殆どです。日本の天皇家が名誉総裁になっていらっしゃるのは別問題として、ボランティア以外のスタッフは給料をもらっています。

しかしここで働いているスタッフは給料を貰っていません。私はそれを聞いてびっくりしました。給料をもらわないで皆さんどうやって生活しているのか?ダイレクターのフランツもそうですが、中には小さなお子さんがいる家族持ちの方も多いです、ここでどうやって生活していけるのでしょうか。ボランティアは無給ですが、宿泊、食事などこの施設を運営していくのに資金が必要です。そのためにその運営資金として、ボランティアする人達はドネーションをするようです。大抵一泊15ドルぐらい(週85ドルぐらいが目安のようです。)

聞いて更に驚いたのが、ここでスタッフとして働く人達は、給料がないだけではなく、自分の食事代として大人一人当たり月350ドルぐらい払っているようです。家族にいる人達はその人数に合わせて払うそうです。給料をもらっていないのに、その料金をどのようにして払っているのか不思議ですよね。これもすべて『神への奉仕』という気持ちからだそうです。

スタッフの中に数人のカナダ人がいました。自分の持っていた家を売って、ここのスタッフになった人もいました。中には自分の所属している教会から派遣されている人もいるそうです。こういうのをミッションと言って、その人が所属している教会がスポンサーになります。費用はすべて教会の信者の方がの寄付で賄われています。地元の教会にミサに行きましたが、そこには『どのミッションのスポンサーをしています』というお知らせがありました。スタッフの中には家族の誰かがスポンサーになっている人もいました。

『神に仕える』と言うのはこういうことなのですね。スタッフになるためには『DTS』と言う約三ヶ月のコースがあります。基本的にこのコースを終了しないと慣れません。しかしスタッフになるには、最低二年間のコミットメントも必要です。毎月最低必要な支払いもありますし、自分の諸経費も必要ですから、そう簡単にはなれませんね。自分の意志では決めるのでなく、神様に召されたのだそうです。ただし海外から来るとアメリカのビザが必要です。こればかりは神様でも簡単には発行できないようです。

アメリカ2012 『ボランティア日記 その5」

アメリカ2012 『ボランティア日記 その7』

アルとノーマ 一番お世話になったスタッフ

『アルとノーマ』 一番お世話になったスタッフ

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