オーストラリア総選挙、9月14日土曜日

1月30日に行なわれたナショナルプレスクラブ(記者クラブ)の講演で、オーストラリアのギラード首相は9月14日に総選挙を行なうことを発表しました。政府の大臣達もほとんど知らされていなかったこの発表に、テレビやラジオのニュースは、史上一番長い選挙運動期間と話題になっています。

オーストラリアは下院(メンバー)の任期が3年です。全国に150選挙区があります。人口によって区分されますので、人口の少ない所は、ひとつの選挙区で日本の国土より広大な面積があります。今年はその選挙の年にあたります。選挙にともなう立候補(被選挙人)の受付は一ヶ月前に行なわれます。日本のような街頭演説はありません。有権者(オーストラリアは選挙が義務づけられています。)は自分の支持する政党に投票する形になります。もちろん選挙区によっては無所属(インデペンデント)の候補者もいます。

1月29日アボット野党党首が、選挙の年を控えて『ミニキャンペーン』と題して、党としての豊富を打ち出しました。これに対抗するかのように突然の発表となったわけです。実際に選挙運動が本格的に活動するのは、8月からになりますが、政党は次の政権担当をかけて、これからいろいろな政策などを発表していきます。

また同時期にオーストラリアの上院(セナター)の選挙も行なわれます。こちらは総勢76名です。各州から人口に関わらず12名、そしてふたつの準州から2名づつ選出されます。任期は6年ですが、定員の半分づつを3年ゴチに交替させます。この問題に関して今から2週間程前にギラード首相を交えて一騒動ありました。

オリンピックで活躍した女子ホッケーチームのキャプテンのペリス元選手を、ギラード首相が、ノーザンテリトリーの労働党の次期候補者に選びました。15年間も上院に選ばれている現役の議員にも相談なく、またノーザンテリトリーの労働党党員にも相談はなかったそうです。ノーザンテリトリーは先住民のアボリジニが多く住んでいます。現在労働党にはアボリジニの議員はいません。地元の代表者として票取りのために、ペリス元選手を議員候補に選んだようです。

やや独裁的判断をする傾向にあるギラード首相、ご存知のようにオバマ大統領と同じ年。オーストラリア初の女性首相ですが、はたして時期総選挙で勝つことができるでしょうか?あと7ヶ月半ありますが、これから労働党と自由党・国民党連合の戦いが楽しみです。

今回の突然の発表も皆さんを驚かせましたが、もっとビックリしたのは彼女のニュールックでした。今まで公の場でメガネをかけることはありまえんでしたが、今回はメガネ姿で登場しました。また洋服もスーツでいつもよりフェミニンだったような気もします。決意がその姿にも表れているのでしょうか。

アボリジニが多くすむ『ノーザンテリトリー』はいろいろな問題を抱えています。宜しければ 『ノーザンテリトリー』はオーストラリアの7番目の州 になれるか? を参照して下さい。

メガネ姿で表れたギラード首相

メガネ姿で表れたギラード首相

広告
カテゴリー: オーストラリア タグ: パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中