アメリカ2012 『ボランティア日記 その3』

*これは2012年アメリカ旅行した際に、フレスノ近くで三週間ボランティアをしたときのお話です。その3は『スープミックスづくり』をお届けします。

『Gleanings For The Hungry』があるフレスノ周辺は、アメリカでも果樹園の多い所です。そのために夏は果樹園で余ったピーチを利用してドライフルーツを作っていました。10月からは主な作業は『スープミックス作り』になります。周辺の食料工場や大型スーパーなどで、有効期限切れなどを理由に廃棄処分になる食料品を集めて、それをミックスしてスープを作っています。

プロティンを入れている所

プロティンを入れている所

スープの主な材料は、パスタ、ライス、オーツなどの穀物類や、ポテト、コーンなどの乾燥野菜類、そして豆類が中心になるようです。炊き出しすればスープミックス一袋で約60人分になるそうですが、それが食料にもなり、栄養価があるように、こう言った食料品が利用されます。栄養価が強化するために袋にはスプーン1杯分のプロティンを入れておきます。

 材料は大きな箱や袋入りで運ばれてきますが、中には小さな箱や袋に入った物も多いです。中味だけを1トン近く入るような箱に入れ替えます。そして6種類以上の具を、大きなバキュームでサックして、スープミックスを作ります。これを手業で袋にスクープ1杯づつ入れて行きます。袋の空気を抜く作業がなかなか面白いです。力を入れれば袋からプロティンが出て来たり、酷い時には袋が破れて中味が飛び出す時もあります。
スープミックスを袋に入れる

スープミックスを袋に入れる

袋はなるべく平坦にして、『バーレル』と呼ばれる段ボール製の大きな筒に入れて行きます。これが熱い時はなかなかの大変な重労働です。箱を動かしながら、なるべく一個でも多くの袋を詰める必要があります。ひとつの箱に200袋以上入ると言うのですから、一箱で1万人分以上のスープがあると言うわけですね。

箱が溜まるとトラックに詰め込み発送されますが、平均すると一週間に一台の割で発送しているそうです。港までの運送代は『Gleanings For The Hungry』が責任を持ちますが、目的地までの船やトラックなどの運送費、さらに作業などは受け取り側の担当になります。そのためにきちんとした団体でないと、荷物は送れないと言っていました。

バーレルの空き箱が運ばれて来た

バーレルの空き箱が運ばれて来た

作業は殆ど手作業です。これだけ発展したアメリカで手作業でやっているのをみると、ちょっと笑えてきます。ここでは身分も地位もありません。ましてや私のようにクリスチャンでなくてもボランティアできます。人気があるために、バックパッカーのボランティアは制限されるようですが、とてもユニークな体験でした。ここで初めてアメリカ人と飯を分かち合う体験をしたような気がします。

アメリカ2012 『ボランティア日記 その2』

アメリカ2012 『ボランティア日記 その4』

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