ジョエル・マッデン(ヴォイス審査員)オーストラリアに永住か?

人気オーデォション番組『オーストラリア版ヴォイス』の審査員のひとり、ジョエル・マッデンについては、この番組が始まるまで全く知りませんでした。彼が所属しているグループ『グッド・シャーロット』のリードボーカルですが、曲を耳にすればラジオでお馴染みの曲が幾つもあります。しかしかなりのファンのでない限り、メンバーひとりひとりまで知る機会は少ないですね。彼らの曲はどちらかと言うと若者向けですからね。今まで音楽番組でこのグループが歌が流れていても、気にしてみる程ではありませんでした。

ヴォイスの放送開始以来、ジョエル・マッデンのことを知るオーストラリア人が増えてきたと思いますが、ライオネル・リッチーの養女『ニコール・リッチーのパートナー』と言えば、思い浮かぶ人もいるかもしれません。ニコールと言えば薬物依存で問題を起こした時期もありますが、彼と知り合い子供も二人生まれてからは、『普通の女性』としての幸せを楽しんでいるようです。

『人を見た目で判断しては行けない』と言われますが、ジョエルをテレビで見ているだけでは、『ローモデル(生き方のお手本となる人)』とは言いがたいような気がします。体中に無数の入れ墨があり、髪の一部もカラフルに染めています。歌う時にはズボンを引き下げ、中の下着が見えるような時もあります。今一番人気のワンダイレクションのひとりも、こうやって歌っていましたね。

ヴォイスの番組が先週からライブ(生放送)になりましたが、審査に出場する前に『お酒を飲んでいるのかな?』という疑問が、Twitterでつぶやかれています。良く爪楊枝をくわえて審査している姿が見られますが、『あれだけ辞めてよね!!』決して自分に子供がいたら、マネして欲しくないマナーですね。家庭でやるのには問題ありませんが、人気番組ですから子供は感化されやすいです。テレビ局のプロデューサーは『彼のキャラ』として認めているのでしょうか。

しかし彼はとってもシャイだそうで、それをごまかすために、『爪楊枝をくわえること』で強がって見せているのかもしれません。問題児だったニコールが、彼の影響を受けて薬物依存症から脱出することができたそうですが、見た目にはそれとは逆にも見えますからね。双子のお兄さんベンジーも同じように入れ墨していますが、ヴォイスでコーチをしていので、二人が一緒にテレビに出演するとすごみもありました。

さてジョエルとベンジーは。大のオーストラリア好きで知られています。オーストラリアの名誉市民とラジオ番組で自称するぐらいですが、この番組の審査を引き受けたのも、オーストラリアで長期滞在できるためのようです。ライブ放送になって以来、ニコールと二人のお子さんもオーストラリアに来ていますが、将来ここに移り住むかもしれないと言われています。オーストラリアでお子さんの学校や、新居となる住宅を物色していると言う噂も流れています。ジョエルは『オーストラリアのパスポートが欲しい』とツイッターで叫んでいます。

ジョエルのチームメンバーだったマハリア・バーンズは、オーストラリアの大御所ジム・バーンズの長女です。レコードデビューもしていますが、バックシンガーとして活躍しています。バトルラウンドでは、ベンジーは彼女を押しますが、コーチのジョエルは対戦相手のプリニーを選びました。この審査結果については翌日テレビやラジオで話題になりました。歌唱力の評判、知名度もマハリアの方が高かったですからね。ましてやオーストラリアで、ジョエルやベンジーは、ジミーと一緒に音楽活動もしています。

ジョエルがオーストラリアを永住するかは別にして、ヴォイスは今までのオーディション番組にはない面白さがあります。その一手を担うのが、この審査員のユニークさかもしれません。

ジョエル・マッデンのツィッター@JoelMadden

ジョエルマッデン by The Voice Australia

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