オバマ大統領来豪〜キャンベラ〜

オバマ大統領が就任してから初めてオーストラリアを訪問しています。今回の目的はオーストラリアとアメリカが軍事同盟を結んでから60周年になるのを記念するのと、インドネシアに近い所にあるダーウィンに、アメリカの海兵隊を常駐させるのを’話し合うためです。

ダーウィンはノーザンテリトリーの州都です。カカドゥ国立公園を始めて、すばらしい自然が広がっていることで知られていますが、今や天然資源に支えられて急激に発展を遂げている都市でもあります。特にインドネシア間にある海底には、ものすごい埋蔵量の天然ガスが眠っており、日本を始めて世界中の大手資本が開発に潜り込もうとしています。

しかしここは第二次世界大戦中、二度に渡り日本軍によって大爆撃を受けた所でもあります。この爆撃で使用された爆弾の数はおそらく真珠湾のときよりも多かったと言われています。当時のオーストラリアにとっては最も衝撃的な事件であり、私が初めてオーストラリアに来た頃は、まだその尾を引いていたような気がします。

オーストラリアは第二次世界大戦後もアメリカや連合軍の要請を受け、殆どの戦争に派兵しています。現在でもアフガニスタン、イラクに駐在していますし、イーストティモールを始め東南アジアや太平洋周辺で問題が生じたときは、国連軍として任務を担当してきました。アメリカと合同軍事練習などを開催していますが、日本のようにアメリカの兵士は駐屯していません。

中国が軍事力を増やすに連れて、アメリカは太平洋に置ける安全確保のために、このオーストラリアをアメリカの軍事圏内に入れようとする思惑があるようです。確かに9,11以来アメリカと供にテロとの闘いを繰り返して来たオーストラリアですが、『中国を的』と見なしての軍事配置には二の足を踏んでいるようです。

オーストラリアの経済は中国なしでは安定と発展はありません。オーストラリアは中国に資源を輸出して大きな利益を得ていますし、またオーストラリアの商品を見ると、電化製品から日用品まで『中国製』で溢れています。特に洋服は中国製以外にはないかもしれませんね。オーストラリアは人件費が高いので、作ることを諦めて中国に依存しているようです。

さらに去年の海外からの移民者の人数も、それまでトップだったイギリスを抑えて中国が首位にたちました。私が移民して来た頃までは中国人と言うと広東語を話す人達ですが、今や北京語(マンダリン)を話すひとが圧倒的に多いですね。防衛をとるか、経済をとるか?いえこれからはやはり『共存の世界』だと思います。しかし相手はしたたかな中国ですからね、残念ながら欧米式の考えでは太刀打ちできないかもしれません。

来豪したオバマ大統領 by SMH

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