イアン・ソープ ” London 2012に向けて”

第14回世界水泳選手権大会 上海2011も無事に終わりましたね。トビウオジャパンは残念ながら金メダルを獲得することができませんでしたが、、これからは一年後に開催されるロンドン2012のオリンピックに焦点を合わせて、練習にも熱が入ることでしょう。

今回の大会でオーストラリアはメダルの順位では7位でした。女子水泳選手は振るわずに金メダルを獲得することができませんでした。しかし総合メダル獲得数では、世界三大大国、USA、中国、ロシアには及ばなかったものの、合計16個で4位になりました。

メダル別で見ると金2、銀10、銅4ともう少し頑張れば、金が取れそうなポジションにいます。特に男子自由形400リレーでは宿敵アメリカを抑えて堂々1位でした。この種目ではアメリカが長年最強を誇っており、11年ぶりにオーストラリアが首位を奪還しました。そして男子100m自由で、オーストラリアの選手が優勝するのも久しぶりのことです。

オーストラリアの男子水泳選手の強さが浮き彫りになったのは、シドニーで開催された200年のオリンピック以来です。10倍の人口を持つアメリカの選手相手に互角に戦い、それまで水泳=アメリカのイメージを一掃してくれました。その時にメダルを獲得した選手はたくさんいますが、イアン・ソープの名前を忘れることはできません。

彼はこのシドニーオリンピック、及び翌年のFINA 2001福岡大会で圧倒的な強さを見せ、日本でも人気が上昇しました。優勝のみならず、自らの世界新記録を次から次へと更新して行ったのです。2004年のアテネオリンピックでも金メダルを獲得することもできましたが、現役選手として(金メダルを獲得することができる)限界を強く感じて引退します。

引退後はあまり彼のうわさを聞く機会も少なくなりましたが、2008年にはオリンピックのオブザーバーとして出席していました。最近ではロイヤルウェディングに招待されていたようですが、公の場で彼を見る機会は少なくなっています。

今回の選手権にはもちろん出場していません。現役に戻ることは表明しましたが、現在はトレーニングに励んでいます、それもこのオーストラリアではなくスイスです。11月から現役の水泳選手として競技会に出場する予定です、それまでにベストコンディションに持ち込まなければなりません。

引退してからついた贅肉を20kgほど落として、体調はシドニーオリンピック当時と同じくまでに戻ったそうです。トレーニングで選手としての体力はどれだけ回復したのでしょうね。もうすぐ29歳になるイアン・ソープ、選手としては遅いくらいの年齢ですが、『年齢は関係ない、問題は選手としての体力』と、今回34歳でTour de Franceを優勝したカデルエヴァンスにも感化されているようです。

彼の打ち立てた記録は次から次へと塗り替えられ、残っているのはわずかですが、彼は決して過去の人ではありません。今でも偉大なるオーストラリアの水泳選手です。たくさんいる水泳選手の中で若くして選手の名前を冠にしたプールが開設されたのは彼ぐらいです。

オリンピック代表に選ばれるには選手層の厚いオーストラリア選手に勝たなければなりません。その壁は現役に戻る以上に厳しいです。しかしこれから出て来るオーストラリア及び世界中の選手達のお手本になれるように、現役復帰だけでなくオリンピックにも出場して欲しいと願っています。

イアンソープ復活! 復帰後最初の競技会 2011年11月4日

イアン・ソープ 北京そして東京へ

オリンピックを目指す彼の映像と記事はこちらでご覧下さい。(英語)One year to go, Ian Thorpe worries about cracking Aussie team for London by Herald Sun 

最近のイアンソープ by Herald Sun

London

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