6500km泳いだある皇帝ペンギン

クジラは春から夏へ、秋から冬へと季節によって生息地を移動します。そのためにオーストラリアの東西海岸沖では、雄大なクジラのマイグレショーン(移住)をみることができます。オーストラリアに生息するフェアリーペンギンは一年中同じ所で生息しますが、ペンギンによっては移動するものもいます。

2005年に March of the Penguins という映画が上映になりましたが、この映画は皇帝ペンギンの1年間の生活を描いたドキュメンタリー映画でした。皇帝ペンギンは世界でもっとも過酷な子育てをする鳥と呼ばれています。この時期南極は真冬。24時間太陽が顔を出さない時期が数ヶ月続きます。気温はマイナス50度近くまで下がります。

ペンギン達は3〜4月、南極大陸の内陸部にある繁殖地に向うために、海から何十キロという道のりを行進します。そこで求愛行動をしてその後メスは卵を産みます。産卵が終わったメスは餌を求めて海に戻ります。

この厳冬期の間、オスは卵を足の上に温めます。寒さから身を守るためにペンギン同士が、オシクラマンジュウのように体を擦り合わせます。8月頃ヒナが孵り、メスが餌を運んでくるまでオスは絶食状態です。

さて皇帝ペンギンをオーストラリアやNZで野生で見ることはありません。ましてやこの時期南極大陸に居るべきなのですから。ところが泳いでいる時に方向を見失ったのか、NZのビーチこの皇帝ペンギンが歩いているのが見つかりました。

このペンギン、距離にして6500km以上は泳いでいるようです。(東京〜ハワイ間 6,165km)すっかり衰弱しきって陸地に上がったようですが、NZで皇帝ペンギンが見つかったのは44年ぶりとか。体調60cm以上の皇帝ペンギンを見つけた人は、大きな動物が歩いていたので驚いてしまったそうです。

残念ながらこのペンギンは自分で南極に戻るしか方法がありません。この時期南極に飛行機を飛ばすことは不可能です。多分動物園で保護されることになりそうですが、NZのビーチでは恋人をみつけることも不可能ですね。

今年は『ハッピーフィート2』が公開になる予定です。このペンギンもハッピーエンドに鳴門よいですが。

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エンペラーペンギン故郷に向けて出発


カテゴリー: オーストラリア タグ: パーマリンク

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