QLD - 史上最悪の洪水

これは2011年のお話です。2013年の洪水については『クイーンズランド州100年に一度の洪水!!空港キャンセル相次ぐ 2013/1/28』をご覧下さい。

日本の皆さんもテレビのニュースでご存知かと思いますが、オーストラリアの北東部にあるQLD(クイーンズランド州)は、現在全土の75%が被災地に指定されるほどの、大洪水に見舞われています。(オーストラリア大陸の約1/4、そして日本の約4.5倍の面積がある)

12月下旬に襲ったサイクロン(台風)の影響で、クリスマス以降ブリスベーンから680kmほど北西にある、Emerald などの中央部で洪水が始まりました。年末の頃にはその地域も拡大して、Rockhamptonなどの河口に近い所でも冠水しました。

サイクロンは遠ざかってもLa Nina の影響でこの夏は降雨量が多く、クリスマス以降今日まで、QLD州の広大な地域で豪雨に覆われています。そのために洪水による被災地はさらに拡大しています。特にこの二日間はOLD州都ブリスベーンから、西へ約100kmほどの所にあるToowmba周辺で集中豪雨に見舞われました。

降雨量の少ないオーストラリアとは言いながら、一日で一ヶ月の平均降雨量より多い200mm近くの雨が、連日降り続いたようです。お陰で行き場をなくした、泥を大量に含んだ鉄砲水(Inland Tsunami)が市街地を襲いました。自動車や中には家屋までも押し流している水の流れを見ていると、自然の力の恐ろしさを改めて見せつけられます。

屋根の上まで洪水にどっぷり浸かった住宅街を見ると、心から胸が痛みますが、非難するだけ被害から逃れるわけではありません。洪水が引いた後の後片付けは大変な仕事です。二度と住めなくなるような家もでてくるでしょうが、完全に水が引くまでは分かりません。ましてや何時この洪水が引いて行くのかは、誰にもハッキリと言えないようです。まだしばらく雨の予報が続いています。

1月9日には被災者を援助するために、チャンネル9主催のQLD州政府募金活動の特別番組(amiさんのSydneyお楽しみレイキ講座より)が放送されました。この番組を放送していた時は洪水と全く縁のなかった、州都ブリスベーンがついに洪水の危機に見舞われています。市内を流れるブリスベーン川がついに増水して、市のCBD(商業中心地)まで、水が押し迫っています。

本日午前11時(日本時間10時)にピークを迎えるようですが、過去最大だった1974年の洪水最高水位をはるかに越えるようです。しかし水はすぐには引きません、二三日はこの状態が続くそうです。

一月の仕事の暇な時期、ブリスベーンの友達を尋ねて遊びに行こうかと思っていた私ですが、先週急な仕事が入って断念しました。もし出かけていたら、途中の街で交通止めにあっていたかもしれません。被害はQLD州だけではなく、私のいるNSW州の北東部まで広がっています。運良く友達の家まで到着しても、シドニーに帰って来れる状態ではありません。まあ神様のお助けと思ってシドニーでのんびり過ごすことにします。

もしこのブログの読者の方で、あの周辺に住んでいる方や旅行されている方は、州政府またブリスベーン市政府などの洪水情報に目を通すか、テレビやラジオのニュースを注意して聞いて下さいね。

QLD州政府洪水情報 http://www.brisbane.qld.gov.au/#maps 洪水マップ

鉄砲水に教われるToowmba by Reuter

追記

1月12日の午後、ブリスベーン川のピークの予想時間が変更になっています。現地時間の1月13日 午前の4時の予定です。充分に中止して下さい。水が引くのには数日必要です。

ブリスベーンの洪水情報 速報

避難所の生活ー QLDの洪水 その2

ボランティアー活動ーQLDの洪水 その3


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